ホエイ・カゼイン・ソイのほかに新しいプロテインとして、ピープロテインが注目を集め始めてきました。
ソイプロテインと似通っているプロテインですが、低アレルゲンという特徴的な部分があるプロテインになっていて、アレルギーを気にする方に取っておきなプロテインです。
今回はそんなピープロテインの隠れた魅力とおすすめなピープロテインを5選紹介していきますので、参考にしてくださいね。
ピープロテインはえんどう豆から作られたプロテイン
ピープロテインはえんどう豆から作られた植物性のプロテインで、ソイプロテインとおなじ植物から作られています。
ホエイ・カゼイン・ソイプロテインのほかに、近年新しく注目されているプロテインで、未知の可能性を秘めているプロテインです。
植物性のプロテインなので、動物性たんぱく質を使っているプロテインよりも吸収速度が穏やかなので、ダイエットプロテインとして使うのを一番おすすめします。
また、低アレルゲンのプロテインになっているので、アレルギー体質の方でも安心して使うことが出来るので、とても体に優しいものになっています。
ピープロテインと他のプロテインの違い
ピープロテインはえんどう豆からつくられているプロテインなので、他のプロテインとはまた違う特性があるので、ご紹介していきます。
ホエイプロテイン
ホエイプロテインは牛乳から抽出された成分になっており、プロテインのなかでは一番吸収速度が速いので、運動直後の摂取をおすすめします。
アスリートのなかで一番ポピュラーなプロテインで、お店で並んでいるラインナップが多いので、気分によってプロテインを選択することができるので、味に飽きが来ません。
トレーニングをしてホエイプロテインを摂取すると効率的に筋肉を大きくしてくれるので、筋力を増やしたい方やダイエットをしている方におすすめしたいプロテインです。
トレーニング直後30分以内に摂取するのが吸収効率上昇のゴールデンタイム。
カゼインプロテイン
カゼインプロテインはホエイプロテインと同じ牛乳から抽出された動物性たんぱく質のプロテインです。
ホエイプロテインよりも吸収する速度がゆるやかなので、就寝前にカゼインプロテインを摂取することで就寝中もたんぱく質を体内で栄養補給することができます。
運動直後はホエイプロテインを使い、日常生活にカゼインプロテインを取り入れることで効率的にたんぱく質を摂ることが出来るので、使い分けるのをおすすめします。
ソイプロテイン
ソイプロテインは大豆由来のたんぱく質を使った植物性のプロテインで、カゼインプロテインと同じく吸収する速度が緩やかで腹持ちの良いプロテインです。
腹持ちが良いのでダイエットをしているかたにおすすめなプロテインで、ソイプロテインを「置き換えダイエット」に使うことでカロリー管理をしやすくなります。
乳製品を摂ってアレルギーが出てしまう方やお腹を壊してしまう方は、牛乳由来のホエイ・カゼインプロテインではなく、低アレルゲンのソイプロテインを使うのをおすすめします。
ピープロテイン
ピープロテインはえんどう豆由来のプロテインになっており、ホエイ・カゼイン・ソイに次ぐ、新種のプロテインとして注目を集めています。
筋肉が成長するうえで不可欠なアミノ酸である「BCAA」がたくさん含まれており、プロテインの王様であるホエイプロテインと同じくらい含有しているので、筋力トレーニングにもってこいなプロテインです。
BCAAを摂取することで、筋肉の合成促進と筋肉の分解を抑制する効果があります。
また、プロテインのなかで最も低アレルゲンなものになっていて、ソイプロテインよりも更にからだに優しいたんぱく質を使っているので、アレルギーの方におすすめなプロテインです。
ピープロテインを取ることで得られるメリット
ピープロテインはソイプロテインと同じく植物性のプロテインなので、似通った部分があり腹持ちが良いというのが大きな特徴になっています。
他にもピープロテインの魅力的な特徴があるので、読み進めて行って他のプロテインにはないメリットを知っておきましょう。
吸収効率が良い
ピープロテインはソイプロテインとカゼインプロテインと同じく、摂取してから体内で吸収されるまで4~6時間かかります。
ホエイプロテインは2~3時間かけて素早く吸収されていきます。
4~6時間かけてゆっくりと吸収されていくので、例えば就寝前にピープロテインを摂取して就寝中に吸収したり、食事の合間に摂取して緩やかに吸収されることで一日を通してたんぱく質を摂取することができます。
緩やかに吸収されて一日中たんぱく質を吸収することができるので、筋トレが習慣になっているかたが摂取することで、筋肉を作り出すたんぱく質を枯渇することなく吸収し続けることができます。
ホエイプロテインと同じくらい筋肥大効果がある
ピープロテインはホエイプロテインと同程度のBCAAを含んでいるため、筋肉の源であるたんぱく質と必須アミノ酸(BCAA)を摂ることが出来ます。
筋肉を作り出す成分がたくさん入っているので、ホエイプロテインと同じくらい筋肉を育てる効果が高く、筋肥大をさせたいかたにおすすめです。
また、ピープロテインとホエイプロテインを別々に8週間取り続けると、同じくらいの筋肥大効果が見られたとの研究もされています。
腹持ちが良いプロテイン
ピープロテインは体内に吸収されるまで4~6時間かけて緩やかに吸収されるので、長い時間胃袋に貯まるため、腹持ちの良いプロテインでもあります。
腹持ちが良いプロテインなので空腹になるまでの時間が長くすることができるので、ピープロテインを摂取して食事制限をしたりダイエットに使うことができます。
ダイエットをして体重を減らしたい、でも筋肉質の健康的なからだを目指したいという方におすすめで、ピープロテインを使うことで空腹感に耐えることなく、無理せずにダイエットすることができます。
アレルギーある方はピープロテインがおすすめ
ピープロテインは最も低アレルゲンなプロテインであり、アレルギーが気になる方が安心して取ることのできる植物性のプロテインになっています。
アレルギー物質として気を付けられている「特定原材料」のなかに含まれていないえんどう豆をベースにつくられたプロテインです。
- タマゴ
- 乳
- 小麦
- 落花生
- えび
- そば
- かに
「特定原材料に準ずるもの」の20品目にも該当しないえんどう豆なので、低アレルゲンの食品を使っているプロテインであることがわかります。
「特定原材料に準ずるもの」は消費者庁にて、商品に表示を推奨されているアレルギー食品
- いくら
- キウイフルーツ
- くるみ
- 大豆など
アレルギーが発生する疑いのあるアレルゲン物質を一切使っていないプロテインなので、アレルギーを気にされている方はピープロテインを使って筋肉を育てていくのをおすすめします。
おすすめのピープロテイン①
ピープロテイン | 欧州産 えんどう豆使用 ANOMAプロテイン 抹茶フレーバー 600g アルギニン BCAA 配合 ヴィーガン対応
ANOMAのプロテインはえんどう豆と玄米たんぱくをブレンドされた独自のピープロテインで、一食当たりのたんぱく質量が20g以上の高たんぱくプロテインになっています。
欧州の限られた場所で安定的に取られているえんどう豆を使っており、継続的に安定したたんぱく質量をとることができます。
- アルギニン 1650㎎
- BCAA 3795㎎
- たんぱく質 20g以上
筋肉の成長ホルモンを促進してくれるアルギニンが1650㎎入っており、必須アミノ酸であるBCAAが3795㎎入っていて、筋肉に必要な成分が十分に入っているプロテインになります。
植物性のピープロテインとしては高たんぱくである点と、筋肉をサポートしてくれる成分が多く含まれているANOMAプロテインは、妥協をしたくないストイックな方におすすめです。
おすすめのピープロテイン②
ピープロテイン(エンドウ豆由来プロテイン) 2ポンド (海外直送品)
NOW社のピープロテインはたんぱく質量が高く、一食あたり20gなので効率的にたんぱく質を摂取することができます。
えんどう豆由来の100%精製されたプロテインで、ピープロテインのなかでも純度の高いプロテインになっています。
また、遺伝子組み換えされていないえんどう豆をつかっているので、遺伝子組み換えされたものを食べてアレルギーを引き起こす危険性がないので、食に安全性を求める方におすすめです。
遺伝子組み換え食品は人体に悪影響をもたらしてしまうとの報告があります。
高純度で安全性の高いプロテインなので、プロテインを上質なモノを使いたい方や、からだに取り入れるものに気を使ってるかたにおすすめしたいプロテインです。
おすすめのピープロテイン③
ウイダー リ・プロテイン ビターココア味 600g (約30回分) エンドウマメ100%使用ピープロテイン アレルギー物質27品目不使用 グルテンフリー
ウィダーのリ・プロテインはえんどう豆を100%使用されたナチュラルなピープロテインで、グルテンフリー処方をされており、からだに優しいプロテインになっています。
グルテンフリーのほかにも、遺伝子組み換えを不使用していたりアレルギー物質が使用されていないので安心して飲むことが出来ます。
- グルテンフリー
- 遺伝子組み換えフリー
- アレルギーフリー
リ・プロテインの一食当たりのたんぱく質量は11gで少ないですが、たんぱく質補給をサポートしてくれるビタミン群がたくさん入っているので、バランスよく栄養を摂取することができます。
- ナイアシン
- パントテン酸
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 葉酸
3つのフリーとたんぱく質のほかに、不足しがちなビタミン群をしっかりカバーできるリ・プロテインは、からだに不可欠な栄養を摂取して筋肉を効率的に大きくしたい方におすすめします。
おすすめのピープロテイン④
JAY&CO. 北フランス栽培 えんどう豆 プロテイン パウダー (無添加 遺伝子組み換えなし 植物性プロテイン) (500g)
JAY&CO(ジェイアンドシーオー)は販売する際に仲介業者を挟まないので、高品質なプロテインを低価格で購入することができます。
Cosucraというベルギーで1852年に生まれた企業で、砂糖の製造をする過程の独自の抽出技術を使ってえんどう豆からたんぱく質を摂りだしているので、極めて純度の高いプロテインになっています。
たんぱく含有量は84~88%で、アミノ酸スコア98%でとても優秀なピープロテインです。
えんどう豆は生産物への検査基準が厳しいベルギーで加工されていて、遺伝子組み換えではないものを作っていたり、残留農薬への検査を細かく実施されている安全性の高いものを使っています。
安全基準が日本と同じくらい高いベルギーで作られているプロテインなので、安心して使うことが出来て低予算で使い続けることができるので、まだ注目が集まっていないJAY&COは穴場なプロテインです。
おすすめのピープロテイン⑤
ビーガン仕様 ボタニカル ピープロテイン 500g 無添加 えんどう豆プロテイン ビーガン ダイエット 美容 タンパク質
サプリマルシェのピープロテインは低価格になっていますが、添加物を使っていないのでからだに添加物の毒素をいれることなく、たんぱく質を取り入れることができます。
アステルパームやアセスルファムKなどの人工甘味料も不使用なので、作られた甘味はないので、甘味が苦手なかたにおすすめしたいプロテインです。
アステルパームやアセスルファムKの人体への悪影響は否定されていますが、安全性に不安があるので過剰摂取しないように注意が必要です。
人工甘味料やフレーバーなどの添加物が入ってないので、プロテインの中では最もナチュラルなオーガニックプロテインになっているので安全性が高いです。
アミノ酸スコアが100という高吸収率なピープロテインであるので、安全性と効率性を重視したい方におすすめしたいプロテインです。
まとめ
今回はピープロテインの隠れた魅力とおすすめなピープロテインを5選紹介しました。
他のプロテインよりも添加物やアレルゲン物質などの、有害なものが入ってないのでナチュラルなプロテインだとわかります。
からだへの影響を気にされる方は、ピープロテインなどのオーガニックのプロテインを摂りつづけるのをおすすめします。
プロテインは粗悪なものも出回っていて、アレルギー反応の出てしまうものもあるので、内容成分にも気を使って摂るようにしてくださいね。