「フリーランスとして動画編集をやりたい」と思っている人も多いでしょう。しかし、サラリーマンしか経験がなく、不安を感じているかもしれませんね。
そこでこの記事は、フリーランスで動画編集をしたい人に向けて書いていきます。記事を最後まで読むと、以下の内容を理解できます。
- 動画編集者の仕事内容
- フリーランスで活動する動画編集者の年収
- フリーランスで動画編集をするメリットデメリット
- フリーランスの動画編集者になる方法
- 仕事を獲得する方法
この記事を参考にして、フリーランスとして動画編集を仕事にしてみてくださいね。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4230451?title=店内でノートパソコンを打つ女性の手_俯瞰_イラスト入り)
- フリーランスの動画編集者がやる仕事内容
- フリーランスの動画編集者になると年収はどれくらい?
- フリーランスで動画編集をやるメリット3つ
- フリーランスで動画編集をやるメリット①年収を伸ばしやすい
- フリーランスで動画編集をやるメリット②自由に働ける
- フリーランスで動画編集をするメリット③外注できる
- フリーランスで動画編集をするデメリット2つ
- フリーランスで動画編集をするデメリット①通信が遅い場所はダメ
- フリーランスで動画編集をするデメリット②仕事獲得が大変
- フリーランスの動画編集者になる方法3つ
- フリーランスの動画編集者になる方法①独学
- フリーランスの動画編集者になる方法②会社
- フリーランスの動画編集者になる方法③スクール
- フリーランスで動画編集を始めたばかりの人が悩みやすいこと
- フリーランスで動画編集の仕事を獲得する方法3つ
- フリーランスで動画編集の仕事をとる方法①情報発信
- フリーランスで動画編集の仕事をとる方法②クラウドソーシング
- フリーランスで動画編集の仕事をとる方法③紹介
- 動画編集スキルと営業スキルの両方を得たい人は…
- まとめ:スキルを身につけてフリーランスの動画編集者になろう
フリーランスの動画編集者がやる仕事内容
動画編集の仕事は、すでに撮影されている映像を動画編集ソフトで完成させることです。さらに具体的に書くと以下のようになります。
- クライアントから動画素材を受け取る
- 動画素材を編集ソフトに読み込む
- 動画のカット編集をしてつなぎあわせる
- テロップや効果音などを入れる
- 出来上がったものをクライアントに提出
- 修正依頼があれば修正
- 提出して完了
動画の完成イメージは、クライアントの要望を汲み取って決めてください。クライアントとのやりとりも大切な仕事ですので、礼儀にも気を配りましょう。
案件によっては、撮影や企画の段階から参加する場合もあります。あなたがしたい仕事に合う案件を選びましょう。
動画編集ソフトはさまざまなものがありますが、有名なのはAdobeのPremiere Proです。多くの人が使っている信用あるソフトなので、初めての場合にはPremiere Proがおすすめです。
フリーランスの動画編集者になると年収はどれくらい?
動画編集者の年収はかなり幅がありますが、平均は400万円くらいだと言われています。ただ、フリーランスの場合、仕事が取れない人は年収が上がりません。
逆に、スキルをしっかり身につけている人は、年収1,000万円に達する場合もあります。スキルが年収を大きく左右するので、スキルを身につけるための投資は惜しまないようにしましょう。
また、スキルと言っても動画編集スキルだけでなく、営業スキルも大切です。動画編集者を目指すのであれば、両方のスキルを身につけるように学習計画を立ててみてくださいね。
フリーランスで動画編集をやるメリット3つ
動画編集は、求人数こそ少ないものの、社員やアルバイトでも仕事ができます。そのため、「どういった働き方をしようか正直迷っている」という人もいるかもしれませんね。
ここでは、フリーランスの動画編集者として活動するメリット3つを紹介していきます。
- 年収を伸ばしやすい
- 自由に働ける
- 外注できる
以上3つに魅力を感じる場合には、フリーランスの動画編集者を目指すとよいでしょう。
次章以降で詳しく紹介するので、もし自分がそういった働き方ができたらどんな生活になるか、想像しながら読んでみてください。
フリーランスで動画編集をやるメリット①年収を伸ばしやすい
すでに紹介したように、動画編集者の平均年収はおよそ400万円です。しかし、フリーランスの場合には、スキル次第で1,000万円以上を狙うこともできます。
フリーランスの場合には、会社側は社会保険料がかかりませんし、解雇できずに困ることもありません。社員やアルバイトなどよりも融通がきくため、報酬が高くなる傾向にあるのです。
収入を伸ばしたい人や会社にとらわれずに自分で稼ぎたい人は、フリーランスとして動画編集をしてみるとよいでしょう。
フリーランスで動画編集をやるメリット②自由に働ける
フリーランスの場合、納期さえ守れば比較的自由に働き方を選べます。たとえば、朝起きてパジャマのまま、ベッドに寝転んで仕事をしてもよいのです。
「ちょっと気分を変えたい」と思えば、コワーキングスペースやカフェなどを使って仕事をするのもよいでしょう。
夜型の人も、無理して朝に起きなくても誰にも怒られません。会社勤めしか経験がないとなかなかイメージがわかないかもしれませんが、仕事をする時間や場所を自由に決められるのです。
「満員電車の通勤が嫌」「早起きしたくない」という人は、フリーランスになって、自由に働いてみてはいかがでしょうか。
フリーランスで動画編集をするメリット③外注できる
フリーランスで仕事をする場合には、自分が受けた仕事を他の人に任せる(外注する)こともできます。
仕事をたくさん取れるようになってきた場合には、外注することで収入アップが見込めます。たとえば、5,000円で受けた仕事を3,000円で他の人に任せ、2,000円の利益を得るなどです。
案件の内容を説明して依頼し、最後のチェックさえすればよいので、少ない作業量で済みます。場合によっては、自分が苦手な仕事を他の人に頼み、他の人が苦手なものを引き受けることもできるでしょう。
自分が受ける仕事を選んだり、外注して仕事の負担を減らしたりしたい人は、フリーランスを目指すのがおすすめです。
フリーランスで動画編集をするデメリット2つ
フリーランスで動画編集を行うのは、収入が伸ばしやすいなどの魅力的なメリットがあります。しかし、デメリットもあります。
- 通信が遅い場所では働けない
- 仕事を取らなくてはいけない
デメリットも知っておかないと、実際に働き始めてから後悔するかもしれません。
せっかく時間をかけてスキルを身につけるなら、後悔のないようにしたいですよね。ここで、しっかりと確認しておきましょう。
フリーランスで動画編集をするデメリット①通信が遅い場所はダメ
メリットで働く場所を自由に選べるとお伝えしましたが、実際にはどこでもよいわけではありません。動画編集をする場合には、通信速度が遅い場所では読み込みに時間がかかってしまうからです。
仕事中にパソコンが何度もかたまってしまうようでは、仕事がスムーズに進みませんし、ストレスも溜まるでしょう。
誰かから「ここで仕事をして」と制約されることはありませんが、通信環境のよい場所を選ぶ必要があります。
自宅の近くに通信環境のよい場所を探したり、機能が高く持ち運べるWi-Fiを利用したりなどの工夫をしてくださいね。
フリーランスで動画編集をするデメリット②仕事獲得が大変
フリーランスは自分で仕事を見つけなくてはいけません。仕事が見つからなければ、いくら編集がうまくても収入を得られないのです。
そのため、動画編集のスキルだけでなく、営業力を磨く必要があります。「動画編集さえできれば仕事がくるはず!」と安易に考えるのはやめましょう。
営業に関しても上手い人から学べば、しっかりとスキルを身につけられます。大変だと思うかもしれませんが、自分で仕事を獲得できると、将来のお金の不安がかなり軽減します。
お金の不安をなくしたい人や動画編集で食べていきたいと考えている人は、営業スキルの習得にも注力してみてくださいね。
フリーランスの動画編集者になる方法3つ
前章までで、フリーランスの動画編集者について理解が深まったでしょう。「やっぱりフリーランスでやってみたい!」と感じた人もいるかもしれません。
同時に、「どうやればなれるんだろう?」と新たな悩みが出てきた人もいるでしょう。ここでは、フリーランスの動画編集者になる方法3つを紹介します。
- 独学
- 会社
- スクール
どの方法でもフリーランスとして活動できるようになりますが、メリットデメリットがあります。
次章以降でそれぞれを紹介しますので、自分に向いていると感じるものや魅力的だと思うものを選んでみてください。
フリーランスの動画編集者になる方法①独学
動画編集は独学で学ぶこともできます。独学で学ぶメリットは以下のようなものがあります。
- 無料でも学べる
- 自分のペースで学べる
お金をかけたくない人や、マイペースにゆっくり勉強したい人におすすめです。逆に、独学のデメリットは以下のようなものがあります。
- モチベーション維持が難しい
- 無料の情報は精度が低いこともある
自分一人で行う独学は、モチベーション維持が難しく、せっかく始めても止めてしまう人がいます。一人で頑張るのが苦手な人には向かないでしょう。
独学でモチベーション維持をする方法や、詳しいやり方については以下の記事で紹介しています。独学で勉強したい人は、参考にしてみてください。
フリーランスの動画編集者になる方法②会社
会社に勤めて、動画編集の仕事を経験する方法もあります。会社に入って勉強するメリットは以下の通りです。
- 実践的に学べる
- すぐに覚えられる
仕事として動画編集をしながら勉強できるので、具体的にどうやればよいのかが体感的に学べます。体で覚えるタイプの人におすすめです。
逆に、会社に入って動画編集を学ぶデメリットは以下のとおりです。
- 未経験OKの求人が少ない
- 一部のスキルしか身につかない可能性がある
会社に入るためには、未経験者を歓迎してくれる求人を見つける必要がありますが、求人数はとても少ないです。住んでいる地域によっては、求人がないケースもあるかもしれません。
また、大きな会社では動画編集も工程ごとに分業している可能性があります。未経験の人は簡単な作業しかさせてもらえず、基礎的なスキルしか身につかないかもしれません。
基礎的なスキルしかない人材は、飽和するリスクが高いです。フリーランスとして独立しても、継続的に仕事を得るのが難しいでしょう。
動画編集者の飽和については、以下の記事で解説しています。動画編集で長く仕事をしたいと考えている人は、飽和に巻き込まれないためにも、ぜひ読んでおいてくださいね。
フリーランスの動画編集者になる方法③スクール
スクールでプロから直接学ぶ場合には、以下のようなメリットがあります。
- プロから学べるので効率よくスキルが身につく
- オンラインならどこに住んでいても大丈夫
- 仕事を取る方法が学べるケースもある
- 仲間ができる
スクールはすでにカリキュラムが構成されているので、効率よくスキルを身につけられます。スクールによっては仕事のとり方も教えてくれるため、卒業後にすぐ仕事を受けられるでしょう。
また、スクールに通う他の生徒と関わる機会がある場合には、同じ目標に向かって頑張る仲間ができます。仕事を始めた後も心強い仕事仲間になるでしょう。
逆に、スクールのデメリットは以下のようなものがあります。
- 学費が必要
- オンラインの場合は挫折しやすい
スクールに通うには学費が必要なため、資金に余裕がない人やあまり本気ではない人には向かないでしょう。
また、オンラインスクールの場合には、教材を配布されるだけのケースもあります。ほぼ一人でやらなければいけないので、モチベーションの維持ができず、学費を無駄にしてしまう人もいます。
生徒同士で話し合えるなど、モチベーション維持ができる環境があるスクールを選ぶようにしましょう。
フリーランスで動画編集を始めたばかりの人が悩みやすいこと
前章までで、フリーランスの動画編集者になる方法とそれぞれのメリットデメリットを紹介しました。自分に合う方法を選んでみてくださいね。
とは言え、実際に働きはじめてからも悩んでばかりでつらいのは嫌ですよね?事前に悩みやすいことを知っておけば、対策をして悩まずに済むようにできるでしょう。
初心者の人が悩みやすいのは、仕事獲得です。始めたばかりのときは実績がないため、どうしても仕事獲得が難しいのです。
そのため、仕事を獲得する方法をしっかりと知り、営業力を高める努力が必要になってきます。
フリーランスで動画編集の仕事を獲得する方法3つ
前章では、仕事獲得のために準備しておくことが大切だとお伝えしました。ここでは、動画編集の仕事を獲得する方法3つを紹介します。
- 情報発信
- クラウドソーシング
- 紹介
選択肢を多く持っておくと、仕事が取れなくて困ってしまう状況を防ぎやすくなるでしょう。
次章以降でそれぞれを紹介しますので、自分がやれそうなものはどれか、どんな選択肢があるのかチェックしておきましょう。
フリーランスで動画編集の仕事をとる方法①情報発信
ブログやSNS、YouTubeで情報発信をすることで、仕事を獲得できます。あなたが動画編集の仕事に対してどういう向き合い方をしているのかや、実績などを発信してみましょう。
仕事を発注する側からすると、素性がわからない人よりも情報発信している人のほうが信頼できるからです。仲介者がいないので、受け取れる報酬も高めです。
あなたにとっても自分の仕事ぶりがまとめられるので、振り返りをするよい機会になるでしょう。また、動画編集をする仲間との交流が生まれるかもしれません。
媒体はなんでもよいので、あなたが使いやすいと思うものややってみたいと感じるもので情報発信してみてください。
フリーランスで動画編集の仕事をとる方法②クラウドソーシング
Lancersやクラウドワークスなどの、クラウドソーシングサイトから仕事を受ける方法です。誰でも気軽に仕事を見つけられますし、報酬の未払いなどが起きにくいので、初心者におすすめです。
ただ、報酬の2割程度がサイトに取られてしまうので、大きく稼ぐのは難しいかもしれません。
クラウドソーシングサイトの利用は無料ですので、まずは登録してどんな仕事があるのか見てみるとよいでしょう。以下のリンクからクラウドワークスに登録してみてください。
資格不要で稼ぐなら「クラウドワークス」フリーランスで動画編集の仕事をとる方法③紹介
友人や知人から仕事を紹介してもらう方法もあります。信頼のおける仲間から紹介してもらえるので、条件のよい仕事が見つかる可能性が高いです。
情報発信をしながら仲間を見つけておくと、さらに効率よく仕事を得られます。
また、動画編集スクールからも仕事を紹介してもらえることもあります。初心者向けの案件をスクールが厳選してくれるので、自分のレベルにあった仕事ができるでしょう。
仕事獲得に不安を感じる人は、仕事を紹介してくれるスクールに通うことも視野に入れておいてはいかがでしょうか。
動画編集スキルと営業スキルの両方を得たい人は…
ここまで、動画編集をフリーランスで行うために必要な情報を紹介してきました。フリーランスとして継続的に収入を得るためには、営業スキルも必要です。
ちなみに、クリエイターズジャパンなら動画編集スキルと営業スキルの両方が学べます。実際にフリーランスとして活動している先輩から学べるので、参考になるでしょう。
また、スクールから仕事を紹介してもらうことも可能です。実績のない初心者のうちは、スクールからもらう仕事で実績を作ってみてはいかがでしょうか。実績ができれば自分でも仕事を獲得しやすくなりますよ。
興味がある方は、クリエイターズジャパンの特徴を解説している以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ:スキルを身につけてフリーランスの動画編集者になろう
フリーランスの動画編集者になる方法をまとめてきました。動画編集の仕事は社員やアルバイトの求人が少ないので、ほとんどの人がフリーランスとして活動しています。
会社員しか経験がない場合には、フリーランスになることに不安を感じるかもしれません。しかし、SNSなどでフリーランスの人と交流したり、スクールで仕事のとり方を学んだりすれば、イメージが湧くでしょう。
これからの時代は、スキルがないとAIに仕事をとられてしまう可能性さえあります。動画編集のスキルを身につけて手に職をつけると、将来への不安が軽くなるかもしれません。
この記事を参考にして、フリーランスの動画編集者を目指してみてくださいね。