「動画編集って独学できるのかな…」「効率悪いかな?」「でも、お金かけたくないしな…」と思っていませんか?
結論から言うと、動画編集は独学可能です。しかし、独学は挫折しやすいので、努力を継続するコツを知っておかないと挫折してしまうかもしれません。
また、動画編集スキルを身につける目的によっては、独学よりも人から教わる方が良い場合もあります。
この記事では、挫折せずに動画編集スキルを独学するコツや人から教わる方が良いケースについて紹介していきます。動画編集スキルを身につけたい人は、ぜひ参考にしてください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/302097?title=パソコンとノート)
- 動画編集をする目的によって独学するかどうか選ぼう
- 動画編集をしたい理由①趣味
- 動画編集をしたい理由②仕事
- 動画編集の独学に向いている人の特徴
- 動画編集の独学に向いていない人の特徴
- 必ず用意しよう!動画編集の独学に必要なもの3つ
- 動画編集の独学に必要なもの①動画編集ソフト
- 動画編集の独学に必要なもの②パソコン
- 動画編集の独学に必要なもの③教材
- どうやればいい?動画編集の独学方法
- 動画編集の独学方法①本
- 動画編集の独学方法②ウェブ記事
- 動画編集の独学方法③YouTube
- これが分かればOK!動画編集に必要なスキル3つ
- 動画編集に必要なスキル①カット
- 動画編集に必要なスキル②並び替え
- 動画編集に必要なスキル③テロップなど
- 動画編集の独学で挫折しないためにはどうしたらいい?
- 動画編集の独学で挫折しないポイント①目標を明確にする
- 動画編集の独学で挫折しないポイント②進捗を確認する
- 動画編集の独学で挫折しないポイント③人を巻き込む
- まとめ:動画編集の独学は状況に応じて使い分けよう
動画編集をする目的によって独学するかどうか選ぼう
すでに述べましたが、動画編集スキルを独学で身につけることは可能です。しかし、動画編集スキルを身につける目的によって、独学するべきかどうかが変わってきます。
- 趣味でやりたい
- 仕事にしたい
以上2点を次章から紹介していきます。忙しくて時間が惜しい人は、あなた自身の目的に合う方だけを読むと良いでしょう。
動画編集をしたい理由①趣味
趣味として動画を作るために動画編集スキルを身につけたい場合には、独学で十分でしょう。たとえば、友達の誕生日や結婚式に今までの思い出を動画にまとめたり、自分の生活を動画でまとめたりしたい場合です。
趣味でやる場合には、収益を求めないので動画のクオリティがそこまで高くなくても問題ないからです。また、動画編集をすること自体が目的になるので、スキルの習得に時間がかかっても焦らずに済むでしょう。
もちろん、「質の高いものを作りたい」と思う人はスクールなどで本格的に学んでも良いかもしれません。
動画編集をしたい理由②仕事
動画編集を仕事にしたい場合には、スクールなどでプロから学ぶようにしましょう。たとえ副業でも、人から学ぶことをおすすめします。
と言うのも、独学で何となくのスキルしかない人は大勢いるからです。スキルの低い人は、単価の安い仕事しか受けられませんし、いつまで経っても収入が上がらないからです。
スキルさえあればそれだけで希少性の高い人材になれるので、単価の高い仕事が取りやすくなります。スクールなどで仕事をとるコツなども学べれば、さらに良い仕事を獲得することもしやすいでしょう。
動画編集を仕事にするのであれば、自己投資をして質の高いスキルを身につけるようにしてくださいね。
動画編集の独学に向いている人の特徴
動画編集を独学で学ぶためには、強い精神力が必要です。
スクールなどで学ぶ場合には、あなたと同じようにスキルを身につけようとする仲間がいます。そのため、「あの人みたいに私も頑張ろう」と感じられ、やる気を出すのも容易です。
しかし、独学は一人なので誰の影響も受けません。自分で「やろう!」と気合を入れる必要があります。
また、ネットや本などで得た情報を元に実践しても、うまくいかないこともあります。自分で試行錯誤して正解を導き出す忍耐力が必要でしょう。
動画編集の独学に向いていない人の特徴
逆に、誰かにすぐ頼ってしまう依存気質の人やついだらけてしまうような怠惰な人は、動画編集の独学には向いていません。
人に頼りたくなってしまって自分一人で解決できない場合には、スクールなどで誰かに教わる方が良いでしょう。
もし依存気質の人が独学を始めても、やる気が続かないでしょう。少しでもわからないことがあると「よくわからないからもういいや」と簡単にやめてしまいます。
- 「私は一人で頑張る自信がない」
- 「誰かに頼りたい」
- 「怠け癖がある」
以上のような人は、独学ではなくスクールなどで誰かと共に学び、教えてもらう方が良いでしょう。
必ず用意しよう!動画編集の独学に必要なもの3つ
「趣味のためにマイペースでやるからいい」「一人でも大丈夫!」という人は、独学の準備を進めましょう。動画編集を独学する場合には、以下3つが必要です。
- 動画編集ソフト
- パソコン
- 教材
以上3つは必要なものなので、独学を始める前に用意するようにしてくださいね。次章以降でそれぞれをさらに詳しく紹介していきます。
動画編集の独学に必要なもの①動画編集ソフト
動画を編集する時には、動画編集ソフトが必要です。ソフトによって価格や可能な編集・使用難易度が異なります。あなたが良いと思うものを選びましょう。
王道はAdobe Premiere Proです。少々価格は高めですが、機能が充実しており、操作もしやすいです。
以下の動画で、Adobe Premiere Proを選ぶべき理由が解説されているので、ソフト選びで迷っている人は参考にしてみてくださいね。
動画編集の独学に必要なもの②パソコン
動画編集はパソコンを使って行いますが、動画を扱う場合にはスペックの高いパソコンが必要です。情報処理能力が低いパソコンだと、動画編集中に止まってしまうことがあるからです。
止まらずにサクサク動く快適な環境で作業できなければ、ストレスを感じるでしょう。また、仕事として動画編集をする場合には、収益に直接関わってきてしまいます。
専門的な話になるので詳しいことは割愛しますが、MacのPCならMacBook Proを買っておけば問題ありません。
また、「当たり前だ!」と言われてしまいそうですが、パソコンを問題なく使えるネット環境も併せて用意しましょう。動画は通信量が多いため、無制限に使えて通信速度の速いものを選んでくださいね。
動画編集の独学に必要なもの③教材
動画編集作業に必要なものがそろったら、勉強に必要な教材を決めましょう。
行き当たりばったりで進んでいくと、学ぶべきものを学ばずに進んでしまったり、いきなり難易度の高いものから手をつけてしまったりします。
大体でも良いので、何を参考にするのかを事前に決めておきましょう。教材の種類については次章で紹介していきます。
どうやればいい?動画編集の独学方法
動画編集に必要な環境が整ったら、教材を決めましょう。とは言え、どうやって決めたら良いかわからない人もいるでしょう。
基本的に、独学で学ぶ場合には以下3つの教材があります。
- 本
- ウェブ記事
- YouTube
それぞれメリットデメリットがあるので、あなたに合うと感じるものを選んでくださいね。
動画編集の独学方法①本
独学方法として王道なのが、本から学ぶ方法です。本は、体系的にスキルを学べるので、抜け漏れなく学びたい人や「どうしてそうなるのか」という理由まで学びたい人におすすめです。
ただ、本は最新の情報は載っていないこともあります。とくに、動画編集ソフトに新しい機能が出た場合などは注意が必要です。
また、活字を読むことに慣れていない人の場合、本を読むのが苦痛に感じてしまって勉強どころではないケースもあります。
「最新の情報も欲しい」「活字は苦手」という人には、本での学習は向いていないでしょう。
ちなみに、Adobe Premiere Proなら、以下の本がおすすめです。カラー写真付きでやり方が詳しく解説されているので、初心者の人や本が苦手な人でも安心して読めるでしょう。
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動画編集の独学方法②ウェブ記事
動画編集のスキルを持っている人が、編集方法を無料で公開しているサイトを活用するのも良いでしょう。実際にスキルを持っている人が解説しているので、初心者でもわかりやすくまとめられているものが多いです。
また、わからないことだけをピンポイントで知れるのが大きな魅力と言えます。本を読もうとすると今すぐ知りたい情報を探すのは難しいですが、ウェブ記事ならば検索だけで情報が見つかります。
手軽に知りたいことを見つけたい人はウェブ記事で独学すると良いでしょう。
ただ、ウェブ記事では体系的に知識を得るのが難しいため、スキルの全体像を把握するのは困難です。全体像がわからないと知識の吸収効率が悪くなってしまうので、本で体系的に知識を得てから利用する方が、効果的かもしれません。
動画編集の独学方法③YouTube
YouTube動画にも動画編集スキルを解説したものがあります。聞き流してスキマ時間に勉強しても良いですし、メモを取りながら視聴して本格的に学ぶのも良いでしょう。状況やあなたの勉強スタイルに合わせて利用してみてくださいね。
デメリットを挙げるとすれば、動画を見ながら動画編集作業をするのが難しい点でしょう。
いちいち動画を一時停止しなければいけないからです。作業しながら勉強したい人は、本やウェブ記事を利用する方が良いかもしれません。
また、参考までにAdobe Premiere Proの使い方を解説している動画を載せておきます。YouTube動画で勉強することを想定して、どんな感じなのか体験してみてください。
これが分かればOK!動画編集に必要なスキル3つ
前章では、動画編集を独学する方法を紹介しました。
とは言え、動画編集スキルにどのようなものがあるのかを理解していないと、学習速度が遅くなりますし、そもそも教材選びが難しいでしょう。
そこで、動画編集スキル3つを紹介していきます。
- カット
- 並び替え
- テロップなど
動画編集は大きく分けて以上3つのスキルから成り立っています。以上3つがあると知っておけば、あなたの作りたい動画に必要なスキルはどれかがわかり、より効率的に学習を進められます。
次章以降で、それぞれのスキルについて詳しく紹介してくので、参考にしてみてくださいね。
動画編集に必要なスキル①カット
動画のリズム感や流れを整えるために使われるのが、カット編集です。カット編集では元々ある動画素材の中から、実際に使う場面を選別します。
テレビドラマや映画・YouTube動画でも使われている編集です。動画編集の中でも操作が簡単で覚えやすいものなので、初心者の方はカット編集から学ぶと挫折しにくいかもしれません。
動画編集に必要なスキル②並び替え
動画の素材をカットできたら、素材に順番をつけて並べ替えます。一連の流れや物語が成立するように並べ替えましょう。
素材の順番を変えるだけでも、視聴者に与える印象は大きく変わります。映画やドラマなどで使われている、最後の結末を最初に見せる演出をイメージするとわかりやすいでしょう。
あなたの伝えたいメッセージや世界観を、適切に表現できる順番を見極めてくださいね。
動画編集に必要なスキル③テロップなど
一連の動画ができたら、テロップ(字幕)をつけたり、BGMをつけたりして作品を完成させます。ロゴにアニメーションをつける、CGを使う場合もあるでしょう。
細かい作業に感じるかもしれませんが、これらの演出によって動画の雰囲気がガラッと変わる大切な作業です。
たとえば、以下の動画では同じ映像に違うBGMを流しているので違いを体験できます。BGM1つで動画の印象が大きく左右されることを、体感してみてください。
動画編集の独学で挫折しないためにはどうしたらいい?
ここまで、動画編集の独学方法について紹介してきました。必要なものをそろえて、あなたに合った学習スタイルで独学してみてくださいね。
ただ、独学はモチベーションの維持が難しく、挫折してしまいやすいです。そのため、挫折を防ぐ工夫をして、動画編集スキルを身につけられるようにしてみてください。
ここでは、動画編集の独学で挫折しないポイントを3つ紹介していきます。
- 目標を明確にする
- 進捗を確認する
- 人を巻き込む
どれか単体でやっても良いですが、組み合わせて行うとより高い効果を発揮します。ぜひ、実践してみてください。
動画編集の独学で挫折しないポイント①目標を明確にする
まずは動画編集スキルを身につけたい理由や目標を明確にしてください。目標を明確にすると意欲をもって取り組めるようになり、挫折しにくくなります。
また、大きな目標を明確にした後は、すぐに達成できる小さな目標に分けてみてください。
大きな目標では進歩している感覚が薄く、やる気が徐々に失われてしまう可能性があるからです。
- スキマ時間に動画で勉強する
- カット編集のやり方を覚える
- 1時間勉強する
など、具体的で達成したかどうかがはっきりわかるような目標を立ててみてください。
動画編集の独学で挫折しないポイント②進捗を確認する
小さな目標を立てたら、その都度、振り返りをしてみてください。
- 今日は目標達成!
- 追加で〇〇もできた!
- 思ったより難しくて進まなかった
などなど、進捗を確認してみましょう。達成できたと意識することで達成感を持てるので、より勉強に対してやる気が出てくるでしょう。
達成できなかった時は、目標の立て方を見直したり、できなかった理由を明らかにしたりしてみてください。
振り返りをせずに放置しておくと「できなかった・・・」という気持ちだけが、大きくなってしまいますよ。モチベーションを維持するためにも、「次にどう活かすか」を意識して振り返ってくださいね。
動画編集の独学で挫折しないポイント③人を巻き込む
独学は基本的に一人でやらなければいけないので、モチベーションの維持が難しいです。そのため、友達や家族に勉強をすることを宣言したり、SNSで同じように独学している仲間を見つけたりするのがおすすめです。
他の人を巻き込むことで、「宣言したからにはやらないと」などとやる気を出す機会ができます。
少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、一人でやるよりも圧倒的にモチベーション維持ができるので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ:動画編集の独学は状況に応じて使い分けよう
動画編集の独学について紹介してきました。記事の内容でとても重要な部分をまとめておきましたので、最後に確認しておきましょう。
- 趣味:独学OK
- 仕事:プロから学んだ方が良い
まず、独学で動画編集スキルは身につくのかという疑問ですが、動画編集を上記のどちらの理由で行うかで決めましょう。
趣味であれば独学でも良いですが、仕事にするのであればプロから学んで高いスキルを身につけるのがおすすめです。学費がかかってしまいますが、仕事ですぐに取り返せることを考えられれば問題ないでしょう。
ただ、すぐに仕事で成果を出すためには、動画編集スキルだけでなく仕事を獲得するスキルも必要です。プロから学ぶときには、仕事を獲得する方法についても学べるスクールを選ぶようにしてください。
ちなみに、クリエイターズジャパンなら現役フリーランスとして活躍している動画編集のプロから学べます。そのため、動画編集スキルだけでなく、仕事を獲得する方法や確定申告の方法まで身につきますよ。
卒業後にはすぐ仕事を獲得して、動画編集者として活躍できるでしょう。クリエイターズジャパンはオンラインスクールなので、全国どこに住んでいても利用できます。
オンラインサロンにも入れるので、挫折しにくい環境が整っていますよ。興味がある方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。