ランニングをしているのに、体重が全然減らない。なぜなの?
こんな疑問にお答えします。
- ランニングで消費されるエネルギーについて
- ランニングで体重が減らない7つの理由
- ランニング以外の選択肢について
ランニングは、ダイエットや体重を落としたい人が行う王道の選択です。でもランニングって順調に体重が減らないことがあります。努力が報われないなんて厳しい現実ですね。でもそれには理由があります。
本記事では、そんなランニングで体重が減らない7つの理由を解説していきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
この記事を読めば、ランニングをしているのに、なぜ体重が減らないのかわかりますよ。
(トップ画像出典:https://unsplash.com/photos/3I2vzcmEpLU)
ランニングってどれくらいのエネルギーが消費されるの?
健康やダイエットのためにランニングをしている人は、実際にランニングで消費されるエネルギーが気になるところだと思います。
ランニングで消費されるエネルギーの計算方法は、「体重(kg)×距離(km)=消費カロリー(kcal)」です。体重やランニングした距離によって、消費カロリーは変化します。(参考:今走りたくなるメディアスポリート)
スローランニングと言われるややゆったりとしたペースは、時速約8㎞程度です。体重50㎏の人が、時速約8㎞でランニングしたときの消費カロリーを表にまとめてみました。
時間 | 消費カロリー |
30分 | 200kcal |
1時間 | 400kcal |
2時間 | 800kcal |
ランニングで体重が減らない7つの理由
ランニングで体重が減らないときは、必ずその理由があります。その理由を見つけて改善策を考えましょう。ランニングで体重が減らない7つの理由を紹介しますね。
- 筋肉の増加
- 最適な負荷ではない
- 摂取カロリーが多い
- たんぱく質が足りない
- 朝食を抜いている
- 夕食が遅い
- 間食の質が悪い
なんとなくランニングをしていても、なかなか体重は減りません。順調に体重を減らすには、食物に気をつける等色々なことに気をつける必要があります。
ランニングで体重が減らない7つの理由を、次の章から1つ1つ解説していきます。今の自分にあてはまるものはないか確認してみてくださいね。
ランニングで体重が減らない理由①筋肉の増加
まずランニングで体重が減らない理由の1つ目は、「筋肉の増加」です。これは、今まで運動をしていなかった人に多くみられます。
ランニング開始してしばらくの間は、筋肉がつき始める時期です。足の筋肉を中心に、体全体の筋肉量がアップします。筋肉は体脂肪より重たいので、脂肪が減っても筋肉がついている場合、体重が減りません。
ただ筋肉が増えることで、基礎代謝は上がり脂肪は燃えやすくなります。筋肉が増える時期は、ある時期で落ち着きますので、しばらくすると体重は減り始める可能性が高いですよ。
ランニングで体重が減らない理由②最適な負荷ではない
ランニングで体重を減らすには、最適な負荷で走る必要があります。具体的には、息が少しあがる程度のペースで走ることが大切です。
ランニングで使用されるエネルギーは、糖質と脂肪です。体重を減らすためには、ランニングで脂肪を燃焼させる必要があります。ただペースが早すぎると脂肪が燃焼せず、糖質が燃焼してしまいます。
ランニングで脂肪を燃焼させたい人は、息が少し上がる程度のペースを心掛けましょう。早いペースのランニングは、瞬発力に強い筋肉が発達しやすいため、足が太くなりやすいです。足が太くなるのがイヤな人は、注意が必要です。
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ランニングで体重が減らない理由③摂取カロリーが多い
ランニングをしているのに、体重が減らないという人は、消費カロリーに対しての摂取カロリーが多い可能性があります。体重を減らすためには、ランニングを継続しながらも、同時に消費カロリーを減らす必要があります。
体重50㎏の人が、ランニングを約1時間(時速約8㎞)した場合の消費カロリーは、400kcalです。
例えばランニングをした後に、「プレミアムモルツ(約160kcal)」を飲みながら、「柿の種(小袋・約200kcal)」を食べると、ランニングで消費したカロリーは、ほぼ帳消しになってしまいますね。
ランニングで体重が減らない理由④たんぱく質が足りない
ランニングをしているけれど、なかなか体重が減らないという人は、自分の食生活を振り返り、「たんぱく質」がしっかりとれているのかを一度確認してみましょう。
「たんぱく質」は、筋肉の原料となる大変重要な要素です。筋肉の量を増やし、基礎代謝を高めて体重の減りやすい体を作るために、十分な「たんぱく質」をとるようにしましょう。
肉料理等の高たんぱくな食事は、高カロリーな食事になりがちです。効率よく「たんぱく質」をとりたいという方には、プロテインを飲むことをオススメします。
「たんぱく質」が足りていないと、「たんぱく質」を補おうと食欲が刺激されます。食欲をコントロールするためにも、「たんぱく質」は十分にとっておきたいですね。
ランニングで体重が減らない理由⑤朝食を抜いている
体重を減らすためには、摂取カロリーを減らす必要がありますが、そのために朝ご飯を抜くことはオススメできません。
食事を長時間をとっていないと、食事をしたときに急激に血糖値が上昇します。血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが分泌されるのですが、インスリンは脂肪を合成する作用があります。
また食事を長時間とっていないと、体が省エネモードなり基礎代謝が減ってしまい、体重が減りにくい体になってしまいます。少しでも良いのでできるだけ朝ご飯を食べるようにしましょうね。
ランニングで体重が減らない理由⑥夕食が遅い
夕食は、朝食よりも脂肪として体に取り込まれやすいという特徴があります。朝食は、その後エネルギーとして消費されますが、夕食を食べた後は寝るだけなので、体に蓄えられてしまいます。
夕食は最低でも就寝の3時間前までに、食べてしまうことをオススメします。仕事が終わってからランニングをした後に、夕食をとる習慣がある人は、夕食が遅くなってしまわないように注意が必要です。
ライフスタイルは、なかなか変えることが難しいですが、できるだけ朝食と昼食をしっかりとって、夕食は軽めに済ますようにするのが理想的ですよ。
ランニングで体重が減らない理由⑦間食の質が悪い
食事の量や栄養も気にしているのに、ランニングで体重が減らないという人は間食をとっていませんか?仕事で疲れたときに甘いお菓子を食べると疲労感は軽減しますが、沢山食べるとけっこうなエネルギーになりますよ。
ポテトチップのような栄養が少なく甘いお菓子はオススメできませんが、逆に栄養がとれてヘルシーな間食はオススメです。本記事オススメの3つの間食を紹介させていただきますね。
- ハイカカオのチョコレート
- ミックスナッツ
- チーズ
オススメの間食①ハイカカオのチョコレート
ハイカカオチョコレートは、砂糖やミルクの配合を最小限に抑えられているため、間食にオススメです。またカカオには、脂肪を分解し脂肪の蓄積を抑えてくれる作用もありますよ。
オススメの間食②ミックスナッツ
ナッツは少量でも腹持ちがよく、ダイエットの味方と言える間食です。また緩やかに血糖値を上げるため脂肪になりにくい特徴があります。たんぱく質を多く含み、ビタミンやミネラルも含まれているオススメの間食です。
オススメの間食③チーズ
チーズは牛乳と同じくカルシウムとたんぱく質を豊富です。チェダーチーズやゴーダチーズは高カロリーなため、低カロリーなカッテージチーズやモッツアレラチーズがオススメですよ。
ランニング以外の選択肢も作っておこう
ランニングをしてもなかなか体重が減らないという人は、自分なりに原因を探ってみてください。体重を減らすには、食事やライフスタイルを見直してみることがと効果的です。
ランニングは雨の日や仕事で疲れているときに、一度サボるとサボりグセがついてしまい、ランニングから遠ざかってしまいます。
そのため雨の日や疲れているときは、完全にサボってしまうのではなく、短時間でも自宅でトレーニングする日を作ると、順調に体重を減らすことができますよ。
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【まとめ】ランニングを継続しよう
以上、「【なぜなの?】ランニングをしているのに体重が減らない7つの理由」でした。ランニングで体重が減らない人は、何かしらの理由がありますので、この記事を参考にして原因を探ってみてくださいね。
ランニングは習慣化するまで継続が難しいですが、習慣化してしまえばしっかりと効果が出ます。すぐに効果が出ないからといって、やめてしまわず継続してくださいね。
毎日のランニングや淡々と走ることがつらいと感じている人は、ランニング以外で汗を流すことも良いですよ。現在、無料配信中の令和版ビリーズブートキャンプはビリー隊長がうまくやる気にしてくれるのでオススメです!