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【独学で叶える】ニートが公務員になれる理由8つとは?

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本記事は、ニートから公務員を目指す方向けの記事です。

「予備校に通うためのお金がない」と言って、公務員になる夢を諦めてしまう人がいますが、それはもったいないと筆者は思います。
なぜなら、筆者自身が独学で公務員になったからです。

本記事では、その経験を活かし、独学で挑戦することを踏まえて、ニートが公務員になれる理由8つをお伝えします。

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理由1.ニートは公務員試験対策に時間をかけることができる

ニートから公務員になるというのは、一見、ハードルが高いように見えますが、実は有利な点があります。

それは、試験対策をするための時間をしっかりと確保できるということです。

公務員試験には、主に筆記試験と面接があります。筆記試験は、教養試験と呼ばれるマークシート形式の試験です。

この、教養試験が公務員試験のハードルを上げているため、まずは教養試験の対策に全力を注ぐことが必要となります。

新卒の場合は、就職活動の時期にも、卒業論文を進める必要があり、研究に追われながら、試験対策をすることになります。

寮生活で仕送りがない学生は、生活費のためのアルバイトにも追われかねません。

さらに、少数派かもしれませんが、企業への就職も視野に入れており、企業の採用募集が活発化する4月~6月には、

企業での採用内定を勝ち取るべく、そちらに力を注ぎ、企業での内定が取れてから、公務員試験に臨むという学生もいます。
ちなみに、筆者はこのタイプの学生でした。

アルバイトこそなかったものの、企業への就職活動と公務員試験対策を同時進行させていたため、公務員試験対策に時間をかけることができず、ひどく焦っていた覚えがあります。

転職であれば、仕事終わりに試験対策をすることになり、かなり時間が限られてしまいます。

高卒で受験できる公務員試験もありますが、この場合も、高校に通いながら試験対策をする必要があり、時間はそれほど多く確保できません。

しかし、ニートであれば、試験対策の時間をたっぷりと確保することができます。

当たり前のように思えるかもしれませんが、実は、これはニートにしか味わえないメリットです。
この理由があるからこそ、独学で合格する可能性も、大きく上がります。

理由2.ニートでも、公務員になるための教養試験は独学で対策できる

教養試験は、専門的な内容ではなく、あくまで一般教養です。高校までで習った、5教科の内容がベースになっています。
だからこそ、独学で対策することが可能です。

とはいえ、ひねった問題が多いので、5教科の知識を持っていても、解けないことが多々あります。

教養試験の勉強は、初めて知るような知識を覚えていくというよりかは、既にもっている知識を、どうやって使えば解けるのかという、解き方を覚えるイメージです。

問題を解き、解説を読んで、解き方を覚えれば、点数はあがっていきます。

本屋で参考書を数冊買うだけで、独学で対策ができるので、お金のないニートでも、公務員になることができます。

理由3.分かりやすい参考書が出揃っている

独学で教養試験の対策をする場合は、参考書を利用するのが、基本的な勉強方法です。

本屋で資格関係のコーナーに行ってみると、よくわかると思うのですが、教養試験対策の参考書がたくさんあります。

出版社が、売れる参考書を競うように生み出し続けており、独学でも勉強できるような、わかりやすい参考書が出揃っています。

ちなみに、筆者のおすすめは、「全分野を含む参考書」「分野別の参考書」「過去問題集」の3種類の参考書を揃えることです。

教養試験は、「文章読解」や「数的理解」等、いろいろな分野が含まれていますので、まずは「全分野を含む参考書」から取り掛かり、どの分野が苦手なのかを理解する必要があります。

そのうえで、「分野別の参考書」で対策をし、苦手を減らしていく努力が必要です。

最後は、「過去問題集」に、実際の試験時間をはかりながら取り組むことで、実践的な対策をすることが可能となります。

理由4.独学でも、効率的に勉強できる

塾や予備校に通わなくとも、効率的に勉強できる方法があります。それは、問題の配点を意識するということです。

過去問題集を購入すると、全ての問題に配点が載っていますので、これに注目してください。

配点の高い問題から対策すれば、効率的に勉強できます。

結論から言うと、日本史や世界史のような知識問題は、覚える範囲が膨大な上、配点が低いです。

そこを血眼になって対策するよりかは、知識問題は覚えている範囲でいいや、と諦めて、文章読解や数的理解など、配点の高い問題に取り組んだ方が、効率的だといえます。

ちなみに、文章読解や英語も配点は高いですが、実力がつくまでかなりの時間が必要です。

配点の高い分野のなかでも、数的理解や判断推理など、数学的な問題は、解き方を丸暗記していけば、苦手でも対応できるようになっていくので、伸ばすならこの分野をおすすめします。

理由5.ニートにとって、公務員試験の面接は、回数が少ない点で有利

時間をかけて教養試験の勉強をしても、「結局、面接で落とされるのではないか」という不安は多くの方が抱くのではないでしょうか。

確かに、ニートであることは、履歴書で面接官に伝わるため、きちんと自分の言葉で話す必要があります。

ただ、公務員試験は、一次試験が教養試験で、二次試験が面接という形態が多く、そこから先はありません。

基本的には、1回だけの面接を乗り切れば良いということになります。

理由1でもお伝えしましたが、筆者は企業への就職も視野に入れて、就職活動をしていました。

そこで得たのは、企業の採用試験を何社も受けたという経験です。この経験を踏まえて、お伝えしたいことがあります。

それは、企業の採用試験は、面接がメインだということです。

特に、総合職であれば、学力は学歴で判断され、採用試験の内容は面接ばかりでした。

そして、大企業ほど、面接の回数が多く、人物像や、今まで頑張ってきたこと等を徹底的に見られます。

五次面接まである場合も多く、それらの面接で勝ち残った者が採用されるというシステムです。

ここまで読めば、イメージができるかと思いますが、企業の採用試験は、面接の連続だといえます。

公務員試験の面接に怯えている場合ではありません。

少ない面接回数で、安定した職業に就けるなんて、これほどまでに、ニートの希望に合致した採用試験があるでしょうか。

面接回数が少ないことは、ニートが公務員になれる大きな理由です。

理由6.公務員試験の面接はライバルが少ない

理由5の続きのような内容なのですが、公務員試験では、一次の教養試験で落とされる受験者が多く、面接でのライバルは、その分、少なくなります。

具体的なイメージとしては、100人の受験者がいたとして、20人採用予定の場合、企業であれば100人全員が同じスタートラインに立ち、面接だけで判断されます。

100人のうちの20人に選ばれるのは、かなり難しいです。

しかし、公務員試験は、100人のうち50人が教養試験で落ちれば、面接は、教養試験に合格した50人だけに受験資格があります。

50人のうちの20人であれば、半分より上にいけば、受かるということです。

時間をしっかりとかけて対策し、教養試験を制せば、あとは少ないライバルのなかで1回の面接に挑むだけと考えれば、希望が湧いてくるのではないでしょうか。

理由7.ニートでも、公務員試験の面接対策は独学で可能

面接もまた、独学で対策することができます。

面接において、まず面接官が注目するのは、「マナーがきちんとしているかどうか」です。

公務員は、市民の税金でお仕事をしていく立場なので、市民にきちんと対応できるかどうかは非常に重要なポイントとなります。

これについては、面接のマナー本を1冊購入するか、ネットで調べておきましょう。

最低限、敬語を話せるようにしておくこと、入室時のノックの仕方や、着席時の荷物の置き方、返事や名乗り出るタイミングについて、調べておくことをおすすめします。

また、予備校で、「面接指導があるので、面接対策もバッチリ!」といった宣伝文句をよく見かけるのですが、実は、面接指導は、予備校に通わずとも、無料で受けられる方法があります。

それは、ハローワークや若者就労支援センターといった公的な施設で実施されている面接指導です。

ニートや失業者が就職できるようサポートする施設は、公的なものがちゃんとありますので、これを利用してください。

履歴書や志望理由書の添削もしてもらえます。

筆者も、この2つの施設を利用し、模擬面接をしてもらったり、志望理由書の添削をしてもらったりして、自信をつけて、面接に挑みました。

実際に第三者からアドバイスをもらえると、とても自信になりますので、ぜひ活用してください。

理由8.ニートだからこそ公務員試験の面接で伝えられる内容がある

もう一つ、面接官が注目するのは、話す内容です。ニートだからといって、自信を失う必要はありません。

面接官は、「真面目な性格か」「コミュニケーションがとれるか」「仕事を続ける熱意があるか」を見ています。

「採用していただいた際には、〇〇市のために一生懸命働きたいと思います」

「この仕事をするために、勉強期間をしっかりとって、必死に取り組んできました」

「この挑戦をきっかけに、人生の転換期にしたいと思っています」等、こんなことを言われたら、結構グッときませんか?

「安定してそうなのでとりあえず受けました」みたいな大学生よりも、熱意のあるニートの方が採用したくなりませんか?

ニート期間も、あなたにとって意味のある期間だったはずです。自信をもって、あなたの言葉で、面接官に思いを伝えてください。

まとめ

ニートが公務員になれる理由を、8つ、ご紹介しました。

ニートだからこそ、勉強時間を確保でき、教養試験を強みにすることが可能です。

面接は、回数とライバルが少ない点で、ニートに合っているだけでなく、ニートだからこそ伝えられる内容もあります。

そして、教養試験と面接のいずれも独学で対策することが可能なため、お金のないニートにも、チャンスが開かれているといえます。

ぜひ、勇気をもって、新たな人生を切り開いてください。