(トップ画像出典:https://www.pakutaso.com/20160245038post-6857.html)
皆さんこんにちは、ゆうです。僕は中学の時にこう思いました。
「ギターが弾けるようになりたい!!!」
どんな人間も一度くらいは同じことを考えたことがあるのではないかと思うほどメジャーな楽器であり、弾ければカッコいいこと間違いなしのギター。
今回は初めてギターを購入される方々向けに、ギター購入の際に決め手とするべき点や、後悔しないために見極めておくべき点をご紹介します。
今日もギターを続けている身から断言すると、「ギターは最高」です。ぜひ、皆さんの人生がギターによってよりいっそう輝くことをお祈りしております。
さぁ、未来の相棒を探しに行きましょう!
最初は○○○で候補を選ぼう!
楽器屋さんに行ってみましょう。形、見た目、色、値段…ありとあらゆるギターが並んでいますね。自分のギターはどれにすればよいのでしょうか?
総じて申し上げますと、第一は「見た目」で決めるべきです。「楽器なのに見た目で決めていいの?」という声があがるでしょうが、最初はそれでいいんです。
ギターもその構造によっていくつか種類があり実は音質も若干違うのですが、正直ギターを始めて数年はたたないとそれらの違いなんて絶対にわかりません。
プロでもない限りエフェクターなどの音作りによっていくらでも融通は利くので、まずは自分がビビッと来るものを候補に入れてみましょう。
選ぶ参考に!大まかなギターの種類
ストラトキャスター (ストラト)
モダンなデザインのギター。ギターの中でも比較的軽く、扱いやすさが特徴です。シャープなボディとどんなエフェクトにも合うクセのない音が特徴。一般的にペグは一列に並んでいます。
エフェクターを選ばないため、いくらでも化ける可能性を秘めたギター。女性や子供にもおすすめです。
レスポール
歴史のある古き良きレトロなギター。丸いボディと奥行きのある音は昔から多くのファンの心をつかんで離しません。一般的にペグは左右に3つずつ並んでいます。
エフェクターがなくても味のある音を出すことができる魅力的なギターです。
テレキャスター(テレキャス)
パッと見はストラトキャスターに似ていますが、全くの別物。抜けの良い痛快な音色はカッティング奏法で右に出るものはないほどいい味を出します。
一般的にパステルカラーの塗装が施されていることが多いことから若い女の子に人気のイメージ。もちろん遠慮せずに男の人もどうぞ。手に取って、その素晴らしい切れ味を堪能してください。
SG(エスジー)
2本の小さな角が生えているような見た目が特徴のギター。歪ませた音と相性が非常によく、ハードロックなど激しい音楽を弾くのに用いると最高です。
ボディと弦の隙間が狭く、早弾きがしやすいギターでもあります。口では語らず背中と腕前で語る、クールで一匹狼なアナタに手に取っていただきたい一品です。
変形ギター (初心者の方にはおすすめしません…)
上記になく、珍しい形をしているこれらのギターは一般的に「変形ギター」と呼ばれ、見た目はかっこいいのですが使いこなすのは至難の業。
対応するギターケースも少なく保管も難しいので、最初の相棒には向きません。本当にかっこいいんですけどね…。
画像右の矢じり型のギターは「フライングV」。一番大きな難点が座って弾けないこと。座って弾くことは難易度を下げ疲れを軽減するため初心者の方は特に座って練習することが多く、これができないフライングVは上級者向けと言えるでしょう。
画像左の雷型のギターは「エクスプローラー」。意外にも座って弾くことができスタンドにも立てられるのですが、とにかく重い。また、構えてみるとわかるのですが想像以上にボディが大きく色々なところにぶつけがちです。
次に値段!初心者のおすすめは○~○万
見た目の次に見るべき点が「予算」。人間どうしてもお金の圧力には勝てないものです。
ギターの値段はピンキリ。下はジャンク品で6000円なんてものから、上はなんと数百万まで。一般的な楽器屋さんにも百万ほどのギターが2~3本置いてあったりします。
ギターの値段は主にブランド、材質、塗装の違いによって決まります。当然高いものの方が質はよく、値段相応のポテンシャルを秘めています。
しかしそれが分かるようになるのはしばらく後になってから。基本3~10万円以下でマトモな形ならハズレはなく十分使えるので、その辺の価格帯からの購入を検討しましょう。
高いだけがいいとは限りません。見た目の好みと自分の予算とで相談して決めましょう!
試奏しよう!重さと持ち心地をチェック!
ほとんどの楽器屋では試し弾き、すなわち試奏をすることができます。自分でギターを構えてみて、重さと立った時・座った時の持ち心地を確かめましょう。
特に大事なのは重さ。立って弾く際にかなり影響を及ぼします。持ち心地は大抵のギターなら問題ないのですが、重さはいくつか持ち比べる必要があるでしょう。
音を見るとき、「何も弾けないよ」というあなたも大丈夫。店員さんにお願いすると適当なフレーズを弾いてくれます。
見ないで買いがち!ネックの太さ(※絶対読んでください)
個人的に一番大事かなと思っているのが、「ネックの太さ」。
基本的にギターは手が小さいと不利になることが多い楽器であり、比較的手が小さい女の子や子供はネックが太いと苦戦することになります。
ネックはどのギターも大抵同じくらいの太さなのですが、たまに少しだけ細い・太いものが存在します。
目安は「6弦(一番太い弦)に親指以外の指が楽に届くか」。決め手としてしっかりと考察に入れていただければと思います。
おわりに
いかがでしょうか?この記事が皆さんのギター選びの参考になれば幸いです。当然店によって扱っているギターは違うので楽器屋には数店舗通い、いくつか候補を出してからの購入をおすすめします!
- 見た目が気に入るかどうか(変形ギターを除く)
- 予算はどうか(3~10万推奨)
- 重さと弾きやすさはどうか(試奏して確認)
- ネックは太すぎないか(人差し指~小指が無理なく6弦に届くか)
皆さんが素敵なギターを買い、「ギターが好きだ!」心からおっしゃる日が来るのが楽しみです!