仕事で失敗する夢を見ると、正夢になってしまうのではないか、嫌なことが起きるのではないかと不安になってしまいます。
不安な気持ちを抱えたまま仕事に向かうのは億劫ですよね。不安を解消するにはどうすればよいのでしょう。
仕事で失敗する夢を見た不安な気持ちを解消するのに参考にしていただければと思います。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E5%A5%B3%E3%81%AE%E5%AD%90-%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0-%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF-2067378/)
仕事で失敗する夢はどんな時に見るのか
現実での仕事の失敗への予兆ではなく、「失敗してしまうかもしれない」という不安な気持ちが、仕事で失敗する夢を見せているとされています。
仕事への不安を抱えている自覚があるときに見やすくなるのはもちろん、自覚がなくても心のどこかで不安を抱えているときや、失敗するのではと思っているときにも見やすいようです。
仕事で失敗する夢を見たら、今の仕事の内容を、見直したり確認し直したりする良い機会なのかもしれません。
仕事で失敗する夢には意味があるのか
仕事で失敗する夢は、夢の内容によって意味を持っているのでしょうか。夢の内容には起きているときの感情や記憶、また、自分では意識していない無意識の部分も関わっているといわれています。
仕事に対してどう思っているのか、どう向き合っているのか。現実では気持ちを抑えていたり目を背けていたりするような、
自分では気づいていない部分に気付かせてくれるかもしれません。
見た夢がどんなことを表しているのか、夢を見た自分がどんな状態なのかに目を向けてみましょう。不安を解消して気持ちを切り替えるヒントになるはずです。夢の内容によって何を表しているのかが変わりますので、次の項目からシチュエーション別に紹介します。
仕事で失敗して、上司に怒られる夢
常に怒っているわけでもない上司に怒られる夢は、その上司に認められたい、良い関係を築きたいという気持ちの表れだとされています。
頑張っているのに評価されないという焦りや苛立ちはありませんか。焦らずに一つずつ成果を積み上げていきましょう。焦りや苛立ちは、良い方向には結び付かないものです。
嫌いな上司に怒られる夢だったなら、嫌いだからと避けるのではなく仕事のアドバイスをお願いしてみるなど、コミュニケーションを試みてはいかがでしょうか。気づけばその人は、とても頼れる上司になっているかもしれません。
任された仕事で失敗して、落ち込んでいる夢
任された仕事や大きなプロジェクトで失敗して落ち込んでいる夢は今掲げている夢や目標が高すぎないか、実力が伴っていないのではないかという自身からの忠告だとされています。
上ばかり見ていると、追いつかないことに自信を無くしたり疲れてしまったりして、失敗につながってしまうもの。
大きな目標や夢までの小さな目標をいくつか作ってみましょう。小さな目標をクリアしていくことが実績となり自信となり、いつの間にか大きな目標に手が届いているかもしれませんね。
仕事で失敗する夢・初歩的なミスを繰り返している夢
普段の自分なら起きないはずの小さな失敗や初歩的なミスの夢を見るときには、現実のあなたも疲れていることが多いようです。忙しく休みが取れていないなどの肉体的な疲労や、人間関係の悩みなどの心の疲れを隠していませんか。
疲れている状態で無理をしていては、現実でも初歩的なミスを起こしやすくなります。どうしてこんなことで失敗しているんだろうと思うような夢を見たら、そろそろ休まなきゃいけないという目安にしてみてください。
自分だけが仕事で失敗している夢
自分だけが失敗している、周りに迷惑をかけて謝っているなど「自分だけ」というのが印象に残る夢は、自信のなさや劣等感の表れのようです。自信のなさや劣等感は、失敗するかもという不安を大きくし、仕事のミスにもつながりやすいです。
今自分ができる仕事をきちんとやっていれば大丈夫。自分がやっていることに自信を持ちましょう。また、目の前の仕事に集中することで、自信のなさや劣等感は気にならなくなりますよ。
遅刻する夢
遅刻する夢には2通りの意味があるといわれています。一つは仕事に行きたくない、つまらない、行くのが嫌だなという気持ちが表れている場合。仕事に対して迷っていることや悩んでいることがあるのなら、誰かに相談したり頼ったりしてみましょう。
もう一つは、チャンスを逃してしまうという暗示だという場合。つまらない状態で仕事をしていては、チャンスが目の前にあっても逃してしまいます。現在の仕事を再確認してみてはいかがでしょうか。
どちらの場合にしても、前向きに仕事に取り組めるようにリフレッシュしてみるといいかもしれません。
失敗が原因で退職する夢
あなたは今の仕事に物足りなさを感じていませんか。他にやりたいことが見つかった、別の仕事をしてみたい、もっと大きな仕事に挑戦してみたいなど不満や迷いはないでしょうか。
そういった気持ちが夢に現れている可能性があり、決して悪い夢ではないようです。現状に満足していないということは、まだ上を目指せるということ。大きな仕事や難しい仕事に取り組める機会があれば、ぜひ挑戦してみましょう。
仕事で失敗する夢の中で、感情が動いていない
夢の中でも仕事で失敗したら、悲しかったりショックを受けたりという感情があるものです。しかし、失敗しているにもかかわらず、落ち込んでいない夢を見ることがあります。
夢の中のあなたが仕事での失敗に対して平気でいたなら、現在の仕事に魅力を感じなくなっているという事の表れのようです。他にやりたい仕事があるのであれば、方向転換する選択も良いかもしれません。
自覚がなくとも、仕事での失敗に対し何も感じていないのですから、視野を広げて周りを見てみましょう。魅力を感じられない仕事を何となく続けるか、ほかの道へ進むか、選択肢は一つではないのです。
仕事で失敗する夢を頻繁に見るなら注意して
夢を見るメカニズムや睡眠について、はっきりとわかっていないことが多いですが、起きている状態での感情や記憶が関わっているだろうといわれています。
夢を頻繁に見ているというだけでも、眠りの浅い状態が続いているということになるので、体の健康にも悪影響です。また、起きているときの記憶などが夢に関わっているということは、現実で起きた仕事の失敗やミスを引きずっている可能性があります。
過去の失敗やミスは今の自分を作っている要素の一つです。一度しっかり休息をとり、ストレス解消してください。健康第一です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。一言に仕事で失敗する夢といっても様々な状況があります。見た夢がどんな意味を表しているのかに注目すれば、不安を解消するヒントが見つかるはずです。
仕事で失敗する夢を見た不安を引きずらずに、気持ちを切り替えて仕事に向かいましょう。