ストレスの多い現代社会。日本人の美徳とされるのは「我慢」ですが、言いたいことも言えずにグッと飲み込むのは辛いですよね。
社会の歯車として組み込まれたからには、今日や明日をまっとうに生き、必死に過ごすばかり。気付いたときには、こんなことを考えてしまいます…。
こんな生活したかったんだっけ…?
そんな後悔をしながら眠りにつく…。でも、やりたくない仕事が待っている。辛い。そんな毎日の繰り返し。だからよく眠れない。
他にも、至る所で聴こえてくる悩みは以下の通りではないでしょうか。
- 疲れがなかなか取れない…。
- 寝つきが悪い…。
- 上司の当たりが強くてストレスが凄い…。
- 睡眠の質をもっと上げたいなあ…。
眠れなかったり、ストレスが多くて毎日が大変と言った悩みは多くの方に当てはまるでしょう。
勿論、ストレスは決して悪者ではありません。適度なストレスは体や心にとって張り合いが出来るため、必要なものです。
しかし、頑張ってしまうあなただから、「自分が無理をすればどうにかなる」と思ってしまうのではないでしょうか?
そんなあなたに効果的なのが「CBD」なのです。それでは一緒にCBDについて見ていきましょう。
出典:https://pixabay.com/images/id-4474897/
そもそもCBDって何?
CBDとは、「カンナビジオール」の略であり、今海外で人気の成分なんです!
どのような効果があるのか?といえば、医薬品ではないためその効果をお伝えすることは出来ません。
しかしながら、実際にCBDを使用した方はこのような感想を述べています。
今回、筆者もCBDブームに便乗し、グミ、ティンクチャ、クリーム、フェイシャルを体験してきた。言われている通り、非常にリラックスした気持ちをもたらしてくれるものだと実感した。お酒を1~2杯飲んだ時のようなフワッとした感覚に近かった。寝つきが悪い時にグミを取ると、30分ほどで眠れ、朝まで熟睡できた。
https://twitter.com/rokiroki_univ/status/1253143282240024576
いかがでしょうか?CBDについての感想を見てみると、少しずつ興味が湧いてきませんか?
ここで重要なことを書きますが、カンナビジオールの元の成分は、「麻」から抽出されており、いわゆる「大麻」由来の成分なんです。
「えっ!?それって違法じゃないの!?そんなもの勧めるの!?」と思われるかもしれません。
勿論、違法ではありません。そもそも「大麻」と定義され、違法となるのは以下に該当するものです。
第一条 この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
出典:大麻取締法
CBDは上記のように取り締まりの対象とならない、茎や種子から抽出されているので、問題ありません。
また、もう一つの要素として、大麻による精神作用がCBDには全くないということです。
米国をはじめ海外では大麻が一部の地域で医療用として使われており、2016年11月にWHO(世界保健機構)にて安全性も高いと発表されています。 カンナビノイドの中のCBDは多くの試験から良好な安全性の特徴、忍容性があり、テトラヒドロカンナビノール(THC)のような精神作用を含むことはなく、乱用、依存、耐性はみられないとされています。
・CBD(精神作用を引き起こさない)
・THC(精神作用を引き起こす)現在、CBDは欧米を中心に広く医療への応用の可能性があるとみられ研究されており、海外では医療品や健康食品、化粧品などに使用されている安全性の高い原料です。
出典:日本カンナビジオール協会
精神に作用するのは、「THC」(テトラヒドロカンナビノール)と呼ばれる成分です。日本で輸入、販売されるCBDはこのTHCを厳格に取り除いた商品でなければなりません。
従って、現在販売されているCBDに違法性は無いということが言えるのです。
そもそも「麻」は我々の生活にとってなじみ深いものであり、「衣服」や「食品」に加工されています。
恐ろしいものという固定観念があるかもしれませんが、身近なものだと分かれば少しでも安心できますよね。
CBDの安全性と効能
CBDに問題がないことをここまで見てきましたが、「本当に安全なの?」という疑問があるのではないでしょうか。
この疑問に対し、WHO(世界保健機関)は以下のような発表を行っています。
研究の数が制限されるのに対して、十分にコントロールされたヒトの実験的研究からのエビデンスは CBD が乱用可能性と関連しないことを示している。
まず、CBDは精神作用がないため、上記の通り乱用の可能性との関連が無い、と安全性が認められています。
これを読むだけでも相当安心できますよね!また、安全性のみならず、効能についてのエビデンスもあるのです。
CBD は、現在フェーズⅢ試験において純 CBD 製品(エピデオレックス)を用いたいくつかの臨床試験でてんかんの効果的な治療として実証されている。
CBD が多くの他の健康状態のために有用な治療であるかもしれないという初期的なエビデンス(科学的証拠)もある。
CBD製品の利用は効果的な治療として実証され、また他の健康状態にも有用である、と文書で発表を行っています。
ここまで見ていくと、ほんの少しでも抱えていた疑問や不安は解消されてくるのではないでしょうか。
- WHOが安全性を認めている
- 効果的な治療として有用性があると認めている
ただ、気を付けなければいけないポイントとしては、副作用としてまれに吐き気や下痢、おなかのハリを訴える人もいます。
自身の体調やコンディションと相談しながら、無理せずにCBDを利用する必要があるでしょう。
CBDの効果的な摂取方法について
さて、ここまでCBDについての安全性や効能について見てきました。ここからはCBDの摂取方法を見ていきましょう。
CBDの摂取方法には様々な方法がありますが、簡単に扱える方法についてご紹介します。
- CBDグミ
- CBDオイル
- CBDリキッド(VAPE)
上記のような種類があり、自分に合ったCBDの摂取方法を選ぶことが出来ますよ。
それぞれの方法について一つずつ解説しますので、自分に合う方法を是非選んでみてくださいね。
CBDの効果的な摂取方法① CBDグミ
CBDグミはこれから初めてCBDを摂取する方にオススメの方法です。
CBDは「独特の草」のような味わいがあり、それが苦手だという方もそれなりにいます。
しかし、CBDグミの場合は市販されているグミのように甘くて美味しいので、手軽に食べることが出来て、初心者の方にオススメです。
初心者の方は、8粒入りのものから始めてみるのはどうでしょうか。最初から継続してみたい方は60粒も良いですよ。
個人的に食べたことがありますが、簡単に食べることができますし、何より美味しいから続けやすいんですよね。
CBDグミの特徴として、ピリリとした刺激が舌に残ります。その刺激を感じないという場合は、効果的に摂取出来ていません。
効果的に摂取するポイントとしては、「舌の上で溶かすように舐める」ということですね。通常のグミと同様にすぐ噛んではいけません。
- 手軽に美味しく食べることが出来る
- 噛まずに溶かすにように舐めると効果的
CBDの効果的な摂取方法② CBDオイル
CBDオイルは、CBDの摂取に慣れてきた人にオススメの摂取方法です。
そもそもオイルはCBDを凝縮したものなので、グミよりもより刺激が強く、慣れないとむせることがあります。
摂取方法としては舌の上に1滴~2滴スポイトで垂らしてゆっくり味わうだけです。こちらも簡単ですね。
慣れてくると、一番効果を感じるのがこのCBDオイルではないでしょうか。
強い刺激と共に、簡単に摂取できるなおかつ「効いてきた」と実感する人も多い方法ですね。
CBDグミで慣れてきた人のステップアップ方法としてはオススメの方法です。
- 一滴ずつゆっくりと味わう
- 刺激が強いので慣れが必要
CBDの効果的な摂取方法③ CBDリキッド(VAPE)
CBDはVAPEのリキッドとして販売されることが多々あります。
そもそもVAPEって言うのは何なの…?
上記の疑問が出てきますよね。VAPEというのは電子タバコのことで、リキッドはそのVAPEを水蒸気(煙)として吸うために必要な液体です。
このCBDリキッドは日本でもポピュラーになってきており、日本製のCBDリキッドも販売されています。
ただ、専用の機器を用意する必要があったり、準備が必要になるのがこの方法なので、多少面倒くさい方法かもしれませんね。
ですが、現在は買ってすぐに使える「スターターセット」も販売されているので、こちらがオススメですよ。
VAPEで吸うときのポイントは、吸い込んだ後、煙を肺にためるように息を少し止めることです。
このように吸うと、有効成分が体の中にとどまりやすいというメリットがありますが、こちらも慣れないとむせてしまいますね。
VAPEとしてCBDを試してみる場合は、少しずつゆっくりと吸うのが良いでしょう。
VAPEの使い方が分からなかったり、味の種類が気になる場合は以下の記事を見るのがオススメです。
- 吸うための道具が必要になるため少し手間が増える
- 水蒸気(煙)でCBDを味わうことが出来る
- 吸った後、息を止めて肺にとどめる
CBDを試した筆者の体験談
筆者は日常的にCBDを利用しています。もともと眠りが浅いこともあり、少しでも眠りの質が高くなればと思い始めてみました。
一般的に実感できるまで、2~3週間継続して摂取していくことが重要と聴いていたので、VAPEリキッドを試してみました。
本当に効くんだろうか…。まぁ、試して駄目なら止めればいいんだしなあ
そんな感じで気軽に始めたんです。実際体に合わないこともあるので注意が必要ですからね。
先ほど書いたCBDリキッドは味が豊富で、ミントやトロピカルフルーツ、ブルーベリーなど、多種多様な味があり、まったく飽きずに吸えました。
しかも、CBD特有の「草」の風味も無く、スッキリとした味わいなんです。単純にアロマとしても楽しむことが出来ました。
普段は就寝の1時間ほど前に、ゆっくりと落ち着いた状況で吸っています。すると、吸わないときよりもリラックスしてくるんですね。
あれ、なんだか普段より眠たくなってきた気がする…?
勿論、錯覚かもしれません。ですが、体感的に吸った後はリラックスした状態になってくるんです。
その後、朝起きた時にはいつもよりも気分よく起きることが出来るんですよね。思いこみの力もあるかもしれませんが、実際に良い気分で起きることが出来ます。
CBDについてのまとめ
CBDは、「麻」から抽出された成分であるが故に、多くの誤解をはらんでしまいます。
しかしながら、どういったもので、どういう使い方が出来るのかという中身が分かると安心して使用できるのです。
少しでもあなたの不安や誤解を解消出来ていることと、あなたが正しくCBDを活用できることを望みます。
CBDは生活におけるパートナーになりえますし、あなたの生活をより豊かに、そして改善するのに役立つでしょう。是非試してみてくださいね。
- CBDはWHOによって安全性が認められている
- 初心者の方にはCBDグミがオススメ
- 慣れてきたらVAPEを試してみるのもアリ
- 中級者以上はオイルに挑戦!