ニュース PR

サウナに行くメリットとは?得られる効果を4つ紹介

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

皆さんもサウナをご存じかと思います。サウナ発祥の地フィンランドでは平日も休日も、昼夜問わず連日サウナに多くの人が訪れているのです。日本にも幅広い年代層で老若男女の区別なくサウナ愛好家が数多くいます。

いったい、彼らはサウナのどのような点に惹かれているのでしょうか。当然「ただ汗をかくだけの熱い部屋」というわけではないようですね。

この記事ではサウナに入ることで得られる驚くべき効果と、なぜサウナでそれが得られるのかをご紹介します。

https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%82%B5%E3%82%A6%E3%83%8A-%E3%81%8A%E9%A2%A8%E5%91%82-%E4%BC%91%E6%9A%87-3001209/

サウナがいいと言われる理由は?

そもそもなぜサウナはよいものとされているのでしょう?その理由はシンプルに言うと「血流が良くなるから」です。サウナに入ると5〜10分で体温が1度上昇すると言われており、体温が1度上がれば代謝が12〜13%アップすると言われています。

血流が良くなれば、溜まっていた老廃物や疲労物質は排泄されます。細胞にも栄養と酸素が行き届き、傷ついた細胞は修復され、体の各機能は回復していきます。

その結果、疲労回復はもちろん、冷えや肩こり、腰痛、月経前症候群や便秘、肌荒れなど、さまざまな症状の改善に効果が期待できるのです。運動不足や座り仕事の多い現代人にはサウナが必要なのです。

サウナのメリット1 代謝があがり、デトックス効果がある

サウナに入るとその熱の刺激で交感神経が活発になり、心拍数が上がって発汗作用が起こります。血流が良くなることで体の隅々まで栄養と酸素が運ばれて代謝が上がり、血管や内臓、脳の機能が回復していきます。

そして大量の汗をかくと、体内に溜まった老廃物や疲労物質、重金属、シミのもとになるメラニン色素などが排泄され、美容と体調改善によい効果を与えます。サウナが女性に人気なのはこれが大きいですね。

また、エアコンなどに利用で汗をかきにくい環境にいる人は汗をかく機能が弱まっていることが多く、サウナでよく汗をかくことで発汗組織の機能回復にも役立ちます。夏バテ、熱中症、冷え対策にも効果的です。

サウナのメリット2 若返り効果・免疫力が高まる!

あまり知られていないサウナに入るメリットの一つ、それはHSP(ヒートショックプロテイン)が増加することです。人間の体は熱ストレスを受け、体温が38度以上になるとHSP(ヒートショックプロテイン)というタンパク質が増えます。

HSPには細胞を修復する作用、免疫増強作用、抗炎症作用などがあり、疲労回復や美容はもちろん、アレルギー改善効果も期待できると言われています。簡単に言えば新しい細胞が作られやすくなり、丈夫で美しい体を作ることにつながるのです。

またこのHSPは、脂肪を燃やす褐色脂肪細胞を活発にするので、サウナを継続的に使うことで脂肪が燃えやすい体質になり、ダイエット効果も期待できます。

サウナのメリット3 自律神経が整い、ストレス発散になる

実はサウナはうつ病の改善の一環として注目・取り入れられているほどなんです。

サウナがあると必ずと言っていいほど水風呂がありませよね。サウナを出て水風呂に入ると、低温に交感神経が刺激されて血管が締まり、血圧が上がります。

そして、水風呂を出て休憩をするとリラックスしているときと同じく副交感神経が優位になって、血管が緩み、血流が最大になって体がポカポカと温まります。

このように、温冷刺激を繰り返すことで交感神経と副交感神経の働きが活発になり、次第に自律神経が整ってくるのです。自律神経が整うことで、ストレス改善が期待できます。動悸、息切れ、めまいなどの症状にも良い効果があるとされます。

サウナのメリット4 疲れにくく、誰でも簡単によい効果が得られる

運動は筋肉が緊張して乳酸が生まれ、疲労感が溜まりますが、サウナは反対に乳酸を血流で流して筋肉のコリを解消、疲労の解消が期待できます。血流を良くするという点では、サウナは運動よりも優れているというます。

「暖めて血流が良くなるなら、お風呂でも同じじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は決定的な違いが!お風呂は中に入ると水圧で血管が細くなるのに対して、サウナは水圧のストレスもなくサウナの熱で血管を広げます。

血圧の低い方やお年寄りの方でも負担なく血流を良くすることができるのです。水圧がないため、血管はしっかり広がることができます。たくさんの血流が全身をめぐるようになるというラッキーなオマケつきです。

おわりに

サウナになれていない人は、無理をしてしまいがちです。ガマンをすると交感神経が緊張してしまい血管が締まったり、ストレスが溜まるので逆効果。あくまで血行を良くすることが目標です。

また、サウナの熱や水風呂は「気持ちいい範囲」で利用しましょう。たくさん汗をかくこと=効果が高いではなく、温冷の繰り返しも、やりすぎると効果がダウンするデータがあります。

また、サウナと水風呂の後の休憩こそが「サウナの効果」を得られる最大のポイントです。

サウナで温められて開いた血管が、水風呂でキュッ!と引き締められ、その後ゆっくり休憩することでじんわりと緩んで開放されていき、血流が一気に勢い良く全身を巡り始めるあの至福の時間は休憩があるから成り立つのです。

血流が栄養や酸素を細胞に運び、体に元気を、脳に目覚めを、心に癒しを与えてくれる時間である休憩をしっかりと取ってくださいね!