簿記の知識は投資に役立つのか!?使える場面と使えない場面を解説

「投資をするときは簿記の勉強をしたほうがいい」と聞いたことはありませんか?

しかし、投資に簿記の知識は必要ないと言う意見もちらほら。

この記事では、簿記の知識が本当に投資の役に立つのかを解説していきます。

これから投資のために簿記を勉強しようと思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

簿記の知識は投資に役立つのか

結論から言うと、投資をするときに簿記の知識があると役には立ちますが、なくても投資自体はできます。

すごく抽象的な答えになってしまいますが、投資方法によって簿記の知識を使う場合と使わない場合があるので、簿記の知識が無い場合は知識を使わなくてもいい投資方法をすればいいだけなのです。

投資のために簿記の勉強をするよりは、投資の勉強をしっかりとしたほうが結果につながりやすいでしょう。

では、簿記の知識を使わなくてもいい投資の手法を解説していきます。

デイトレードなど短期で売買する

デイトレードとは1日の間に株の売買取引をする方法です。

デイトレードをする人は、これからすぐに価格が上がりそうな株を購入します。

これまでの業績や資産状況よりも、短期間の株価の上昇が把握できるニュース情報を手に入れることに力を入れるため、簿記の知識がなくても取引することができます。

インデックス投資法で投資をする

インデックス投資法とは市場全体の動きを示す指数(=インデックス)に連動したものに投資をする手法です。

例えば、日本の市場全体に連動したものに投資をした場合、日本全体の株価が上がれば自分の株も上がるということになります。

インデックス投資法はひとつひとつの会社の業績を見ることは少ないため、あまり簿記の知識は必要なく、投資初心者にはオススメの投資法となります。

国債券や不動産投資

投資の種類は株式投資だけではなく、債券への投資や不動産投資もあります。

債券とは、国や地方自治体、企業などが投資家から資金を借入するために発行する証券です。

その中でも国が発行する債券を国債券といいます。

不動産投資とは、アパートやマンションなどの不動産を購入してその不動産の家賃収入を得たり、不動産の値上がりを目的に購入する投資です。

国債券や不動産には企業の資産や利益は関係ないため、簿記の知識を使うことなく投資ができます。

簿記の知識が必要な場合

では、簿記の知識が必要な場合はあるのでしょうか。

それはもちろんあります。

簿記の知識が必要な場合は、中~長期間の投資で投資する企業をひとつひとつ自分で決める場合です。

この場合だと、投資する企業を選択する際に
「会社の資産はいくらあるのか」
「近年の利益はどれだけ出ているのか」
「キャッシュフローはいくらなのか」
などを調べて、長期的にどの企業の株価が上がっていくかを考えていかなければいけません。

そのためには企業の財務諸表を確認しないといけませんが、簿記の知識が無いと何が書いてあるのか理解することができません。

曖昧な知識で読んでしまうと、誤った解釈をしてしまうこともあるので、しっかりと勉強したほうがいいでしょう。

また、長期間の投資で高配当株投資というものがありますので、そちらもご紹介します。

高配当株投資とは

企業の株を所有していると、株主優待がもらえたり、配当金がもらえる場合があります。

株主優待とは、ある一定の株数を所持していたら、その企業の製品やカタログ、金券などがもらえる制度です。

配当金とは、企業が得た利益の一部を、株の所有者に持っている株数に応じて支払うお金のことです。

高配当株投資とは、配当金が多くもらえる企業に投資をする方法ですが、配当金を多くもらえても株価が下がってしまっては意味がありません。

そのため、高配当株投資は企業と投資タイミングをしっかり選定する必要があり、企業の過去の資産や利益を調べるために簿記の知識が必要になります。

簿記は何級まで必要か

簿記には1級、2級、3級、初級とありますが、投資する際にはどこまで持っていればいいか解説していきます。今回は一番有名な日商簿記で考えていきます。

まずは階級毎の違いですが、以下となります。

「初級」………簿記の基本用語や仕組みがわかる
「3級」………初歩的な商業簿記がわかり、小規模の株式会社の経理業務ができる
「2級」………財務諸表の数字がしっかりわかり、経営内容を把握ができる
「1級」………企業会計の法律や規則がわかり、経営の管理や分析ができる

株式の投資では2級まであれば問題ありません。

もちろん1級まで持っていたほうが良いですが、経営内容を確認するレベルであれば2級を持っていれば十分だと言われています。

まとめ

今回は投資に簿記の知識は必要かどうかについてお話しましたが、「役には立つが、投資方法を選べば必要ない場合も多い」という結論でした。

特に、投資初心者はまずインデックス投資を勧められることが多いので、投資の勉強を先に行い、慣れてきて様々な投資をしたいと思った時に簿記の勉強を行うのが良いでしょう。

この記事を読んだあなたも、さっそく投資の勉強を始めてみましょう。

最後まで読んでくださりありがとうございました。