今さら聞けない…婚約指輪と結婚指輪の違いは?どうして指輪をするの?

結婚するときに相手に贈るもの、と言われて思い浮かべるのが結婚指輪と婚約指輪。夜景をバックに男性がひざまずくと、その手には小さな箱が。開けてみるとダイヤモンドのきらりと光る指輪が…なんて光景は、ドラマや漫画で何度も目にしたことがあるはずです。

しかし結婚指輪と婚約指輪のちがいはどういうものか、しっかりと説明できる人は少ないでしょう。あなたも一度は「あれ?プロポーズの時に指輪を渡したのに、結婚式でまた指輪を渡すの?しかも交換?」と疑問に思ったはずです。

この記事では、結婚指輪と婚約指輪の違いはもちろん、婚約指輪の由来や意味も交えながら紹介していきます。

(引用画像:https://pixabay.com/ja/photos/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0-%E8%8A%B1-%E8%8A%B1%E6%9D%9F-%E8%8A%B1%E5%AB%81-%E5%BC%8F-1836315/)

婚約指輪とは?どんな特徴があるの?

婚約指輪とは、男性または女性がプロポーズの時に贈る指輪です。「契約」という意味の英語engageから取って、別名をエンゲージリングとも言います。ひざまずいたときに手元にあるあの指輪は、婚約指輪だったわけですね。

かつては「サラリーマンの給料の3か月」と言われたのがこの指輪で、結婚指輪に比べてデザインが非常に豊富。永遠に固い絆で結ばれるという願いを込めて、硬さの象徴であるダイヤモンドが使われることが多いのが特徴です。

結婚後も記念日やパーティーなどの晴れの場で着けることができます。近年では、プロポーズの際には空箱を利用し、プロポーズした後にパートナーと一緒に選ぶというケースもあるようです。一生に何度とない大切なアイテムですし、パートナーと相談して選ぶのも素敵ですね!

結婚するときに指輪を渡すのはなぜ?

はるか昔、「輪」はその持ち主を象徴するアイテムでした。現代ではかなり抵抗がある考えですが、足輪・首輪などがついている人=「誰かの所有物」だったのです。

やがて足輪・首輪をさせる習慣はなくなりましたが、その代わりに指輪が用いられるようになりました。諸説ありますが、この「輪」がその人の所有物であることを示すアイテムであったという歴史からきているとされています。

結婚指輪とは?どんな特徴があるの?

結婚指輪とは、結婚式でお互いに交換する指輪であり、二人で買うものです。結婚を意味するmarriageからとって、別名をマリッジリングとも言います。よく見かける、薬指にきらりと光るあの指輪が結婚指輪です。

日常で身につけるためデザインもシンプルなものが多く、プラチナなど劣化しにくい材質でできています。価格は婚約指輪に比べて安価です。

結婚指輪は身に着けることによって、口に出さなくても、自分には一生を添い遂げるパートナーがいると周囲に伝えることができます。近年では結婚していなくても公の場でのトラブル防止として薬指に指輪をつける方もいらっしゃいます。

結婚指輪はどうして左手の薬指につけるの?

薬指は創造性を象徴する指であり、特に左手の薬指は、昔から直接心臓につながっているとされていました。そのため、命に一番近い指として神への聖なる指とされていました。

そこに誓いの指輪をつける習慣が、現在の愛の誓いを象徴する結婚指輪をつける習慣につながっているのです。

婚約指輪を送る意味とは?

愛情を形で表現できる

愛情とは目に見えないものですが、プロポーズは指輪を使うことで愛情を表現することができる絶好のチャンスです。やはり、プロポーズの時に婚約指輪が目の前に…というシチュエーションに憧れている方は多く、喜ばれるものなのではないでしょうか。

また、婚約指輪を渡されなかった=本気なのか、と結婚生活に不安を感じる方も一定数いらっしゃるようです。このような話を聞くと、愛情をかたちで表現するなら婚約指輪と言えるでしょう。

パートナーの両親を安心させることができる

結婚は、自分たちだけではなく、家族も関わる大きなイベントでもあります。愛情のかたちである婚約指輪を子供がつけていれば、ご両親を安心させることができるでしょう。

婚約指輪はお金もかかりますし、本気度が伝わりやすいアイテムです。そう考えると、言わずもがな本気度が伝わる婚約指輪は、大きな価値があると言えるでしょう。

結婚指輪を送る意味とは?

結婚の証になる

婚約指輪には、「結婚の証」の意味があると言えます。古代エジプト文明の象形文字では、結婚は円であらわしていました。円は途切れることがなく、永遠に続くものであるため、その円を体現した指輪を交換することで、相手と一体になることを意味したといいます。

そんな象徴を身に着けることは、結婚への決意が固まることにつながるはずです。また、婚約指輪には結納金のような意味もあります。結婚するという決意を婚約指輪から感じることができる婚約指輪は、まさに結婚の証と言えるでしょう。

周りに婚約を知ってもらう

婚約指輪は、周りに婚約を理解してもらう意味でも大切です。婚約指輪を着けることによって、言わなくても婚約したことを周囲に伝えることができます。トラブルや理解を得るためにも、他人に認知されるというのは大切なことです。

結婚は二人の間だけで完結するものではないため、周りの理解は必須となるでしょう。口で言うのがはばかられても、手を見ただけで他人に知らせることができる婚約指輪というのはある意味日本人向けのアイテムと言えるかもしれませんね。

また、婚約は口約束ですが、婚約指輪があることにより、本気で向き合ってくれる人と婚約したと伝えることができ、周りの人を安心させることもできます。