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この男…何者なんだ!?謎のバスドライバー「カズにゃん」さんと対談してみた!

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時を経るごとに進化してきた京都アニメーションの新作映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。社員35人が亡くなった放火殺人事件の前日に完成した作品で、その公開発表は日本中の話題をさらいました。

制作に関わったスタッフ全員の犠牲者と負傷者の名前がエンドクレジットに登場しており、上映が始まった9月6日はSNS上にて作品の完成度を賞賛する声や、犠牲者をいたたむ声が多く寄せられました。

その魅力とは何なのか。この記事では、京アニスタッフさん達が残してくれた京アニの新作映画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の公開期間などの基本情報に加え、見どころを紹介

・・・するはずだった。少なくとも、10月9日の15時までは…

(インスタグラムを除く全ての引用画像:本人提供)

カズにゃんさんと出会った経緯

僕は帰路を急いでいました。12月並と言われる寒雨の中、黙々と歩いていたんです。

『科捜研の女20』を見るためじゃない。本日予定していた『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の記事を書くためでもない。

「見習い執事のティータイム」の41人目の相手が見つかったのです。数日返信をしないという無礼にも関わらず、快く引き受けてくださいました。

ただ、緊張していた。間違いなく・・・「普通じゃない」んです。

文字単価~3000円の依頼!?

まず自分で言うのも何ですけど、Twitterで知り合っただけの人と電話をするのは普通じゃない。そんなのはわかってるんです、そこじゃない。

普通は「自分との雑談を文字数は指定しないので記事にしてください!報酬は3000円です!」なんて謎の依頼をする人はいないんです!!!

恐らく、ライターに依頼するのが初めての方に違いない。極端に言えば、ずる賢く交渉して前払いにしてもらい、「😂」とか「👍」とか出して3000円もらって音信不通になることもできるんですよコレ。

俺は今、文字単価3000円を記録することができるようになるかもしれない状態にいるのである!世界最高単価に違いない…!

何だコレ!モニタリングか!?「文字単価3000円の依頼があったら、受ける?受けない?」のモニタリングなのか?

見ているだろブラマヨ!こらっ、小泉さん!笑わないで!!

とはいえこの界隈、やはりうますぎる話ほど裏があるものです。油断させてなんたらだとか、あまりに厳しすぎる条件を執筆後から追加してくるとか。あの優しそうな笑顔アイコンに裏があるとは考えたくない・・・

ティータイム開始は23時。天使と悪魔が囁く中、決戦の時は近づいていた。エスト瓶はフル、人間性も使った。さぁ、勝負だ!!

対談開始。カズにゃんさんはどんな人なの?

電話がつながった。乾いた声で「お疲れ様です~ゆうです」という無難な切り出しをすると、返ってきたのは何ともまぁ優しそうな声!声色も豊かな方で少し安心できました。

顔が見えない対談だと声のトーンが表情代わりになるんですね。その中で素敵な声だな~とか、感情豊かな話し方をされる方だな~と感じると、やっぱりホッとするんですよね。

Twitterのプロフィールで気になっていたことを矢継ぎ早に聞いても、初対面にも関わらず快く答えてくださいました。

さぁ、茶番はここまで。以下の見出しからはいつもの記事らしく「紹介記事」を書いていきますよ!ミステリアスかつ、どこか親しみを感じるカズにゃんさんの魅力に迫ります!

心のハンドルも鷲掴み!?お仕事はバスの運転手!

カズにゃん
カズにゃん

「現在はバスの運転手をしています。もう17年になりますね」

と語るカズにゃんさん。アイコンの車掌姿も、心なしか生き生きとしているように見えますね!

仕事歴の長さにも驚かされます。書道の師範や寿司職人という伝統を重んじる仕事でさえ、修業は10年ほどと言われていることを考えると、17年にもなれば文句のつけ所がなくなるに違いありません。誰もが認めるベテランのバスドライバーですね!

今回の対談の時間に23時を指定されたのは、「そこが仕事終わりで時間が取れるから」とのこと。早い時は4時・5時出勤もあると聞き、顔が真っ青になりました。そういえば始発バスも終バスも、毎日当たり前に運行しているには運転してくださっている方がいるからですもんね…。

さらに話を進めていくと、カズにゃんさんの性格に触れるエピソードを聞くことができました。

二児の父で努力家の子ども好きな一面!なんと資格も取得!?

カズにゃん
カズにゃん

「子供が生まれたことで子供好きだなって気づいて。何かに真剣に向き合ってみたかったんです。それで、そういえば勉強にちゃんと向き合ったことがなかったなって。」

子供の成長と共に自身の子供好きな一面に気付いたカズにゃんさん。家事や育児を積極的に手伝うのはもちろんのこと、なんと自身で勉強してチャイルドマインダーの資格を取るまでに至ったとか!

しかし、元々勉強に力を入れてきたわけではなく思い立ったのは近年になってからとのこと。ひとたび勉強を始めると、その面白さに気付いたと楽しそうに語ってくださいました!

現在は発達障害のある子供たちへの支援の知識を養う「療育」の勉強をしており、彼の自分磨きはとどまることを知りません!

「チャイルドマインダー」とは?

忙しい両親に代わり、自宅や訪問先の家庭などで0歳から12歳までの子どもを預かり保育する仕事のこと。チャイルドマインダー一人につき、子どもの年齢によって1~3人の子供を預かることができます。

日本ではまだマイナーですが、イギリスでは100年以上この制度があり、なんと国家資格になっています。家庭以外での保育を必要としているイギリスの家庭の70%以上がこの「チャイルドマインダー」に子供を預けているんです。

引きこもりながら世界一周!?どういうこと?

このようにアクティブに見えるカズにゃんさんですが、意外な過去の姿がありました。

カズにゃん
カズにゃん

特に高校生の頃は人付き合いが苦手で、一週間誰とも話さないときがあった。

これには耳を疑いました。ではなぜ、今の彼があるのでしょうか?フリーターとして活動していた彼に、1つの話が舞い込みます。

カズにゃん
カズにゃん

ある時酔った父親がピースボードの広告を持ってきて「お前、これ乗れ」って。迷いましたけど自分を変えたいなとは思っていたので、思い切って。(笑)

よく見かけるポスターですよね。あの世界一周の船旅「ピースボード」に参加したとのこと!日常とは程遠い様々な場所や人に接することが、カズにゃんさんを大きく変えた1つのきっかけなんですね!

カズにゃん
カズにゃん

「船に参加してからも最初は引きこもりがちだったんですけど、仲間がそれを変えてくれるために動いてくれました。拘束されて金髪に染められたんです(笑)」

いや、なんという荒治療!でもこれがきっかけで他の人と関われるようになっていったとのこと。先入観なく人を見るようになったと語りました。

前職はディズニーキャスト!?しかもあの人気アトラクション担当だった!

カズにゃん
カズにゃん

山手線の真ん中にカッコいい地名があって。そこ住みてぇ~って思いました(笑)

船旅から戻ったあと、彼はなんと「なんとなく東京で暮らしたい」という薄すぎる理由でまさかの東京で一人暮らしを始めます。ほんとにすぐ行動に移しちゃうんですね!?

東京に住み始めた彼は、やがて仕事を探し始めます。情報誌の数多くの求職の中で彼が見つけたのは「東京ディズニーリゾート」の文字でした。

カズにゃん
カズにゃん

やっぱり自分を変えたいという気持ちはまだあって。これしかない、と感じましたね。

面接結果は合格。彼にはなんとディズニーキャスト経験があったのです!しかも所属はみんなが知っているあのアトラクションでした。

詳しいアトラクション名は漢の約束であるため明言できないのですが、しいて言えばキャストの注目度は主役級。トークも歌も求められるあのアトラクションです。とんでもない人生経験だ…!

カズにゃんさんの人生観。ここまでした男が気づいたこととは?

カズにゃん
カズにゃん

ディズニーを振り返ると、結局自分の長所を伸ばした方がいいのかも?と思いましたね。

キャストを二年続けた結果を彼はこう語りました。人と関わる力を鍛える目的で始めたこの仕事ですが、どうしてもアドリブなどは苦手だったとのことで、自分の長所を磨いていくことの重要性に気付いたわけですね!また、こんなことも語ってくださいました。

カズにゃん
カズにゃん

自分の時間って大切だなって気付いて、イケハヤさんの影響でセミリタイアに興味を持ちましたね。

作った自分の時間で誰かから受けた恩を他の誰かに返していけたら理想だなって。

十分な資金をためて自身の時間を確保する考えである「セミリタイア」にも関心があるようです!さらに特筆すべきは「誰かから親切で教えてもらった知識やノウハウを自分だけのものにせず、他の方にも教えてあげたい」という優しさ!こうして感謝の気持ちって回りまわっていくんでしょうね…!

おわりに

今回は「見習い執事のティータイム」の41人目のお客様、カズにゃんさんについて記事を執筆いたしました。「対談を記事にする」という試みは初めてで、非常にワクワクしました!

本当に優しい方で、お話も面白い!非常に楽しい時間を過ごすことができました!

皆さんにもカズにゃんさんの魅力が伝わったかと思います!彼のツイートや今後の活動に注目していきましょう!

気になるカズにゃんさんご本人のTwitterアカウントはこちら

 

ABOUT ME
見習い執事
埼玉県に住む大学生です 彼女兼お嬢を幸せにしようと日々翻弄される中でブログを執筆します