会社員からフリーランスになりたいと検討しても、フリーランスのなる方法について知らない方がほとんどです。
当記事ではフリーランスになるために必要な手続き、どんなスキルあるかなどを紹介していきます。
会社員を辞めてフリーで稼いでいきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
(トップ画像出典:https://pixabay.com/ja/photos/%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E5%AE%B6-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97-%E8%B5%B7%E5%8B%95-593371/)
フリーで稼いでいくために必要な知識とは?
フリーで稼いでいくということは、仕事や手続きなど全てが自己責任です。そのため万が一トラブルがあったときや、仕事がない時などは自分自身で対応しなければなりません。
そのためフリーランスとしての知識がなければ、継続的に稼ぐことはできず、せっかく個人で働けるようになっても、それは一時のものとなってしまいます。
ですので、事前にフリーランスについての知識を持っていた方が安心ですし、稼ぎ続けることができるでしょう。
一時的に稼げるようになる方は多いですが、その大半の方が継続して稼ぐことができないのが現状です。
自分のスキルで稼ぎ始めたらフリーランスと名乗れる!
結論から言いますとフリーランスになるために必要な手続きや提出する書類などはありません。
会社に属さず、自身のスキルで稼ぐことができればもうフリーランスの仲間入りです。
よく混同される方が多いので、フリーランスと個人事業主の違いをここで紹介します。
- フリーランス:個人事業主ではあるものの、法人を設立している場合もある
- 個人事業主:法人を設立せずに、個人で収益を立てている
フリーランスになってからやった方がいい申請
前項でフリーランスになるために手続きは必要ないと説明しましたが、やっておくとお得になる手続きはあります。
- 厚生年金から国民年金へ切り替える
- 青色申告承認申告書の提出
- 開業届出書の提出
厚生年金から国民年金へ切り替える
会社員からフリーランスになる場合には、厚生年金から国民年金に切り替える必要があります。退職した日から14日以内という期限がありますのでご注意ください。
フリーランスになったら今まで会社が負担していた半額分も自分で払わなければなりません。つまり、会社員時代の2倍の金額を負担することになります。
ただし、人によっては厚生年金に加入したままのほうが安い場合もありますので、役所に確認をしてみると安心です。
青色申告承認申告書の提出
青色申告承認申告書は、青色申告(確定申告のこと)を提出するのに必要な書類になります。開業してから2ヶ月以内に提出しなければならないので、忘れずに提出しましょう。
青色申告をしておくと最大で65万円が控除されます。通常の確定申告(白色申告)よりも節税効果が大きいので、利用した方がお得になります。
開業届出書の提出
青色申告を利用するには、開業届出書を提出しておく必要があります。青色申告を利用したい方は必ず提出しましょう。
提出期限は開業してから1ヶ月以内ですが、提出が間に合わなかった場合でも、後から提出することも可能です。
上記の手続きをやっておくことで、フリーランス生活を有意義なものにすることができます。しかし、そもそもスキルが伴っていなければ稼ぎ続けることはできません。
ですので、次項ではフリーランスになりやすい職種と、その職種に必要なスキルを紹介します。
フリーランスになりたいけど、どのような職種で働こうか悩んでいる方は、次の章で紹介するスキルを習得すると良いでしょう。まずはフリーランスになるためのスキルを身に付けることが最優先です。
フリーランスになりやすい職種やスキルは?
- webライター:ライティングスキル・SEOの知識
- プログラマー・エンジニア:プログラミングスキル
- webデザイナー:プログラミングスキル・デザインについての知識
- ハンドメイド作品の作成:ハンドメイド作品を作るためのスキル
- カメラマン:カメラを扱うための知識・体力
上記のスキル・知識を身に付けても「コミュニケーション能力」なければ仕事が成り立ちません。
フリーランスの場合、仕事の受注だけでなく仕事に関するヒアリングや交渉、企画まで全て1人でこなす必要があります。
もし、あなたが未経験の職種でフリーランスになりたいと考えているなら、ビジネススクールに通うのもおすすめです。最短でフリーランスになることができますよ。
フリーランスは複数のスキルよりも一つのスキルを磨くべき!
前項でフリーランスになりやすいスキルについて紹介しましたが、フリーランスを検討している人の中には「複数のスキルを磨いた方が良いのか」という疑問を抱えている人が多いでしょう。
結論を言いますと、フリーランスなりたての頃はまず1つのスキルを特化させるべきです。
失敗する人によくありがちなのが、フリーランスになろうとしている段階で、色んなことに手を出しすぎてしまい失敗するケースです。
ただ、複数の高いスキルを所有していると、代替のきかない優秀な人材になれるのも事実です。
例えば、ライティングスキルが100人に1人くらいのレベル、プログラミングスキルが100人に1人のスキルだった場合、それぞれライバルは多いです。
ですが、ライティングもプログラミングも100人に1人のレベルなら、10,000人に1人の貴重な人材になることができます。
フリーランスを目指し始めている段階では、1つのスキルを特化させ、徐々に他のスキルを身に着けていくのが成功するための近道になります。