新年度が近づき本格的に就職活動をはじめる方も多いのではないでしょうか。
自分の気になっている会社がどんな会社気になりますよね?この記事では、ダメな会社にはどのような特徴があるのかご紹介します。
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ダメな会社は整理整頓がされていない
ダメな会社ほど社内が汚いことが多いです。
乱雑に物が置かれて整理整頓がされていない、清掃をされていないと思われるような汚さ。社内が汚いのは、整理整頓にまで手が回らないくらい忙しいか、整理整頓がされていない状況に全く気がついていないかのどちらかです。
手が回らないくらい忙しい場合は、落ち着けばなんとかできるかもしれないですが、整理整頓がされていない状況に全く気がついていない場合は最悪です。
気づきというのは社会人として必要な能力になりますが、整理整頓がされていない状況に社員が気づくことができないという状況は異常です。
整理整頓がされていないということは、何か作業をする際にものを探したり、取るのに時間がかかったりと業務以外のところで無駄な作業が増えてしまいます。
自分だけでなく、複数人で仕事をするのであれば、自分以外の他の人でもわかるような整理整頓された環境を作るのが望ましいです。
そういった社内の整理ができていない会社は行き当たりばったりでの仕事が多く、業務の引継ぎなどがうまく行われず、新しく業務を担当する人に負担をかけてしまいます。
なので、入ってすぐに自分が負担を押しつけられないためにも会社見学やインターンシップに参加する際には社内が綺麗か、整理整頓されているのか注意して見ることをオススメします。
新人教育に力を入れない会社
新入社員として入社すると新人教育という研修を受けることが多いです。これはちゃんとした会社ほど、長く活躍できる人材を育てるために新入社員の研修には力を入れる傾向があります。
対して、ダメな会社は教育にお金をかけられなかったり、人手不足だったりが原因で充分な教育をできないまま現場に送り出すこともあります。
なかには細かい研修をするよりも実践の方が向いている、現場で動きながら覚える方が好きという人もいるかもしれません。
しかし、入社したばかりの新入社員には不安を抱えたまま現場に出るのは心配という人も多いでしょう。
相談できる先輩がついてくれればいいのですが、現場が忙しくて手取り足取り教えてくれる頼れる人もおらず、自分で考えて動くことを求められる場合もあります。
なぜ新入社員での研修が大事かと言うと、新入社員の時に受けた研修は意外と役に立つからです。新入社員研修を終えると、現場で必要なアドバイスは適宜もらえますが、挨拶の仕方や礼儀・作法は改めて教えてもらう機会は少なくなるからです。
転職や独立をした際に、挨拶や礼儀など社会人としての基礎を新入社員時代に学んでおいて良かったという話も聞きます。なので可能なら新人教育の仕組みがしっかりと整っている会社を選んでください。
無駄で長い会議が多いとダメな会社かも
ダメな会社には無駄で長い会議が多いという特徴もあります。
その場合、会議をすることが目的で集まっていることが多いです。何が議題なのかもわからず緊急で集められ、結論もでないような日もあります。
最悪の場合は、業務終了後の時間から会議が始まり、結論も出ない、残業代も出ないという会社もあります。何も決まらず、同じ話を何度も繰り返してるだけの集まりに参加させられるのは苦痛でたまりません。
新入社員など一般社員のうちはいいが、会議に出席する役職に昇進することを嫌がる人もいるので、会社見学や入社前に先輩の話を聞ける機会があれば、同年代の若い社員のことだけでなく、役職ついている方の雰囲気についても聞いてみてください。
ダメな会社は雰囲気が悪く、意見が言いにくい
ダメな会社には自分の意見を言えない雰囲気が漂っていることも多いです。社員同士の仲が悪い場合、提案をしてみても上司が耳を貸してくれません。
業務の取り組み方や仕組みを変えることで自分たちが働きやすい環境を作れるのに、提案することができず、個人でしか業務に取り組めないこともあります。
また、上司が耳を貸してくれない会社では、言っても無駄だと感じ、意見することを諦める人がほとんどです。
何度言っても変わらない状況で働くのはメンタル的にきつく、自分のやってること、言うことは無駄だと発言することがなくなり、そのまま退職していく人も出てきてしまいます。
会社のビジョンが全体で共有できていない
ダメな会社では社員全体で共有しておくべき今後のビジョンがないことがあります。経営者の行き当たりばったりな思いつきに振り回され、自分たちがどのように動くべきなのかがわからない。
仮にビジョンがあったとしても共有されておらず、自分の仕事にどのいような意味があるのか、会社としての将来性が感じられず、働く意欲を失ってしまいます。
自分の勤めている会社にはビジョン、将来性がないと判断したらやる気のある人ほど落胆し、転職や退職を検討します。
会社としても自分にとっても長く働くうえで目標というのは、とても重要なものになるので、同じ目標を見ることができる人たちが集まっている会社を選ぶようにしてください。
会社のビジョンや将来展望に共感できる会社を選んだ方が自分のモチベーションを保つこともできますし、長く働き続けれる会社になるので、話を聞く際はその点も意識して聞いておいた方が良いですよ。
ダメな環境は職場環境が悪い
職場環境が悪いのもダメな会社の特徴です。1つの例としては、社員同士の会話が少なく、息苦しさを感じながら仕事をすることになります。
会話が少ないということは、コミュニケーションがきちんととれていない、もしくはとりにくいということです。
そのような環境では先輩や上司に気軽に相談しにくいので、人によっては相談できないことで自分だけで思いつめてしまい、心を病ましてしまう人もいるでしょう。
アットホームな職場が1番というわけではないのですが、会社見学で働く雰囲気を見る機会があれば、日常的にコミュニケーションを取りながら仕事ができる雰囲気かも確認しておいてください。
ワンマン経営の会社もダメな会社に多い
経営者が隅から隅まで全部の業務に口出しするような会社も働きづらく、ダメになっていく会社の特徴であります。
ワンマン経営の会社が全部ダメなわけではありませんが、ワンマン経営のために上手くいっていないように感じる会社は多いですね。
正しい選択のできる経営者ならいいのですが、時代に合っていないような戦略をたてたり、会社独自のルールが存在したりすると社員が思うように働きにくいですよね。
はじめは改革案を出していた社員も意見しても耳を貸してもらえないと思うと、モチベーションが下がり、提案をしていたような優秀な人ほど会社を去っていってしまいます。
また、社員が主体となって新しい取り組みを始めることもできず、経営者だけが必要だと思う時代の流れにあっていない無駄な取り組みを始め、社員のやることが増えていくこともあります。
離職率が高い会社はダメな会社の可能性大
離職率が高い会社はダメな会社である場合がほとんどです。これまでに紹介したような特徴をもっている会社では長く働くことは難しく、早い段階での離職を考える社員が多いです。
人の入れ替わりが激しいため業務のノウハウがたまらず、常に手探り状態で業務をすることになるため、本来やるべき業務に取り掛かる前段階に時間を使ってしまうなど、無駄な作業が多くなってしうので社員の負担が大きくなってしまいます。
また、離職率が高い職場では辞めた職員の穴を埋めるために自分の業務にプラスして業務を与えられ、負担が大きくなり、社員が補充される前に別の人が辞めてしまいと、いつまでも環境が整えられない悪循環が生まれます。
正直、そのような会社では長く働くことは難しいですし、おすすめしません。自分の心と身体の健康を保てる会社を選ぶべきです。
まとめ
今回、ダメな会社の特徴を8つ紹介しました。ダメな会社に共通しているのは、人を大事にしていない点です。
もちろん利益や結果が大事なのはわかりますが、仕事とは人間がやるものなので、ちゃんと働く社員のことを考えててもらえないと結果が出るように働くことは不可能です。
これを読んでくれたみなさんはぜひ、社員のことを大事に思ってくれるような会社で働いてください。きっと社員を大事にしてくれる会社は良い会社です。
大事にしてもらえてることがわかると会社のために結果を出そう、何かしようと思えてくるので、仕事に対しても前向きに楽しく取り組めるはずです。