「webデザイナーになるにはどうしたらいんだろう」「独学でも大丈夫かな?」という悩みを抱えている人もいるでしょう。
結論から言うと、webデザイナーは独学で目指せます。ネットや書籍でもwebデザイナーに必要な知識が多く公開されているからです。
この記事では、独学のメリットデメリットや実際の勉強法を紹介します。最後まで読めば、これからどう勉強していったらいいのか、あなたなりの答えが出せるようになります。
webデザイナーは今後も需要が増えていくと予想される人気の職業です。この記事を参考にしながら、ぜひ目指してみてください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4022477?title=仕事を楽しむ女性)
webデザイナーを独学で目指すメリット3つ

webデザイナーになる選択肢として、スクールに通ったり、就職して経験を積んだりなど、独学以外にも方法があります。
その中でも独学にはどんなメリットがあるのかを紹介していきます。独学でwebデザイナーを目指すメリットは全部で3つです。
メリット①費用を抑えられる
独学の場合、無料で公開されているネット上の情報をうまく活用することで、勉強費用を抑えることができます。
勉強費用を用意するのが難しい方や、なるべく安く知識を身につけたい人は、独学を選ぶとよいでしょう。
メリット②自分のペースでできる
独学は自分のペースで学習を進められます。スクールなどに通っても、進行が早くて理解が追いつかないと、高い学費も無駄になってしまいます。
独学は「ついていけるか不安」「仕事が忙しいからのんびり勉強したい」という人におすすめです。
メリット③人と関わらなくていい
webデザイナーはネット環境とパソコンがあればできる仕事であり、人とあまり関わらなくて済みます。
人と関わらない仕事としてwebデザイナーに魅力を感じている人もいるでしょう。ただ、勉強のためにスクールに通うとなると、必然的に人との関わりが生まれてしまいます。
その点、独学なら人と関わらずに知識を身につけられます。人と関わるのが苦手な人は、独学でwebデザイナーを目指すのがよいでしょう。
webデザイナーを独学で目指すデメリット3つ

独学にはメリットもありますが、もちろんデメリットもあります。デメリットを知っておかないと、実際に始めてから後悔してしまうかもしれません。
始める前にしっかりと確認しておきましょう。独学でwebデザイナーを目指すデメリットは全部で3つあります。
デメリット①つまづいたときに辛い
独学は一人で行うので、何かわからないことが出てきたときは大変です。
場合によっては、自分が何を理解できていないのかもわかりませんし、解決方法を探し出すとなるとかなりの労力と時間がかかるでしょう。
わからないことをすぐに解決して効率よく勉強を進めたい人は、独学以外の方法を選ぶ方がよいかもしれません。
ただ、webデザイナーとして働きだしてからは、自分自身で問題を解決しなければいけないことの方が多いです。独学で試行錯誤した経験は、必ず実務に役立ちます。
こういった観点から考えると、早くwebデザイナーになりたい人はスクール、実務で活躍したい人は独学がおすすめです。
デメリット②モチベ維持が大変

独学は自分自身でモチベーションの管理もしなければいけません。実際、やる気が続かなかったことが原因で、webデザイナーの道を諦めてしまう人もいます。
webデザインの勉強がものすごく好きで、やりたくて仕方ない人は独学でも問題ないでしょう。
そうでない人は、SNSで勉強の進捗を発信したり、「勉強をする」と友人や家族に宣言したりなどの対策をしましょう。人の目を入れ込むことで、やる気を出しやすくなりますよ。
デメリット③時間がかかる可能性がある
スクールの場合、カリキュラムが明確になっているため、最短でwebデザイナーになれます。しかし、独学の場合には重要度の高い知識がどれかもわかりません。
あまり重要でないことに時間をかけすぎてしまうなどして、知識習得に時間がかかってしまうリスクもあります。勉強計画が立てられないので、時間的ロスが大きいのです。
webデザイナーにはどんなスキルや知識が必要なのかを知ることで、勉強計画を立てられるようにしていきましょう。
webデザイナーの独学期間については、以下の記事で紹介しています。勉強計画の目安にしてみてください。

webデザイナーになるにはどんなスキルが必要?

webデザイナーになるには、以下3つのスキルが必要です。独学で勉強していくときには、以下3つを必ず身につけるようにしてください。
- プログラミングスキル:HTML、CSS、javaScript、PHP
- デザインの基本スキル:4大原則やUI/UXへの理解
- ツールを使うスキル:Photoshop、Illustratorなど
webデザインを形にするためにはプログラミングスキルが必要です。デザインの基本的なスキルや、画像の編集をするためのツールの使い方も身につけましょう。
また、フリーランスを目指す場合には、以上3つにプラスして営業スキルが必要です。いくらデザインスキルが高くても、仕事を取れなければ意味がないからです。
以上3つのスキルを身につけられるように、勉強計画を立ててみてください。
webデザイナーになるには独学でどうやって勉強すればいい?

webデザイナーを独学で目指す場合の勉強法を紹介していきます。勉強法は3つあり、それぞれを組み合わせることで効率よく学べます。
独学方法①本
知識を体系的に学べるのが本の魅力です。最初に本を購入して、どんな順番で勉強していったらよいのかを知るとよいでしょう。
webデザイナーの勉強におすすめな本をいくつか掲載しておくので、「読みやすそうだ」と感じるものを選んでみてください。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
初心者の方にとくにおすすめなのが、「1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座」です。
デザインの基本から、デザインで利用する最低限のプログラミング知識までを1冊で学べます。実際に、サイトを作る練習問題もあるので、手を動かしながら実践的に学べますよ。
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ノンデザイナーズ・デザインブック
デザイナーの必読書とも言えるのが、この「ノンデザイナーズ・デザインブック」です。webデザインだけでなく、さまざまな媒体のデザインに活かせる基礎がわかりやすく紹介されています。
デザインの基礎を身につけて伝わるデザインを身につけたい人におすすめです。
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なるほどデザイン
「なるほどデザイン」は、論理ではなく目で見て感覚的にデザインを学べる本です。「難しい話は苦手」「感覚で覚えるのが得意」という人におすすめ。
言葉選びや色の決め方など、デザインで迷いがちなことへの解決策がわかるので、仕事をし始めたあとも役立つでしょう。
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独学方法②webサイト
webサイトを使って勉強する方法もあります。無料のブログ記事などはもちろんですが、学習環境のあるwebサイトはとくにおすすめです。
プログラミングの学習サイトなら、Progateがおすすめです。スライドで知識を勉強してから実際にプログラミングをして学習できます。答え合わせも容易なので、一人でもつまずきにくいです。
一部のコースは無料で勉強できますので、まずは無料のコースから始めてみてください。
独学方法③YouTube動画
YouTube動画での勉強もおすすめです。とくに、デザインツールに関しては、実際の作業画面を映しながら紹介してくれる動画が学びやすいです。
デザインツール名「Photoshop」「Illustrator」などで検索すると、ツールの使い方が実際に見られます。
以上の動画のように、初心者の方は、ツールで何ができるのかについての動画から始めるとよいでしょう。
最短でwebデザイナーになるには?

webデザイナーは独学でも目指せますが、より早くwebデザイナーとして働きたいのであれば、スクールがおすすめです。
通学が必要なスクールは学費が高額ですし、人と関わらなくてはいけませんが、オンラインスクールなら問題ありませんよ。
動画教材などを使って自宅で学習できるため、ほとんど独学と変わりません。カリキュラムがしっかり組まれているので、効率よく学べます。
ちなみに、Udemyの「webデザイン入門オンライン講座」なら、未経験でもプロとして仕事ができるレベルを目指せます。30日間の返金保証もついているので、安心です。
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webデザイナーになるには何が必要?

独学にしろ、スクールにしろ、webデザイナーを目指すためには、学習環境を整える必要があります。
勉強する前に、何が必要なのかをここで確認しておきましょう。
必要なもの①パソコン
スペックの高いパソコンを用意してください。古いパソコンなどは動作が遅かったり、ツールが対応していなかったりしてしまうからです。
たとえば、MacならMacBook Proを選びましょう。webデザインに必要なスペックの目安を載せておくので、参考にしてみてください。
- CPU:ntel core i5 以上
- メモリ:16GB以上
- ストレージ:256GB以上f
- 画面の大きさ:16インチ以上
必要なもの②通信環境
通信環境も非常に大事です。通信が遅い場合には、画面がカクカクしてしまい、作業に集中するのが難しくなってしまいます。
動画で学習をする場合には、動画とデザインツールなど複数のウィンドウを開きます。そのため、動作が重くなりやすいのです。
住んでいる場所によって通信が速いWi-Fiが異なりますので、対応エリアなどを確認して選んでみてください。
必要なもの③ツール
デザインをするためのツールも必要です。代表的なツールは、PhotoshopやIllustratorですが、そのほかにもさまざまなツールがあります。
教材によって推奨しているツールが異なるので、教材を決めてからツールを導入するようにしましょう。
webデザイナーと言っても働き方はさまざま

webデザイナーと一言で言っても、働き方は複数あり、それぞれ仕事環境も異なります。
安定した収入を得ることを目指す、自由な働きかたを目指すなど、あなたの目的に合わせて選びましょう。
- 正社員
- リモートワーク
- フリーランス契約
- フリーランス
- 法人化
人と関わらずに自由な働き方がしたいなら、フリーランスがおすすめです。フリーランスを目指すのであれば、仕事を獲得するスキルも必要です。
フリーランスになって、ノマドワークをしたい人は以下の記事も参考にしてみてください。
ノマドワークとは、インターネットなどを使って、場所にとらわれずに仕事をすること。

webデザイナーの就活対策・仕事を取る方法

webデザイナーとして就職を目指したり、個人で仕事をとったりすることに不安を感じる人もいるでしょう。就活をしたり営業したりする際に役立つのが、ポートフォリオです。
ポートフォリオとは、あなたの実績をまとめたものです。今まで作成してきたサイトを見せることで、クライアントに安心と信頼をもってもらいやすくなります。
とは言え、「未経験だから載せるものなんてないよ…」と思いますよね。以下の記事では、未経験者のポートフォリオづくりについて解説しています。
仕事獲得のためにポートフォリオを活用したい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まとめ|独学でwebデザイナーになるなら目標を決めよう

ここまで、独学でwebデザイナーになるにはどうしたらいいかについて紹介してきました。webデザイナーになるためには、以下3つのスキルが必要です。
- プログラミングスキル:HTML、CSS、javaScript、PHP
- デザインの基本スキル:4大原則やUI/UXへの理解
- ツールを使うスキル:Photoshop、Illustratorなど
3つのスキルをすべて身につけると、webデザイナーとして仕事をできるようになります。独学するときは以上3つを漏れなく学習するようにしてください。
独学は自分のペースで学習できるのが強みですが、モチベーションが続かない、効率が悪いなどのデメリットがあります。
もし、「独学だと厳しいかも…」と感じた場合には、オンライン講座の受講も検討してみてください。おすすめな講座は、Udemyの「webデザイン入門オンライン講座」です。
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