「webライターってペンネームでできるのかな」「ペンネームでもちゃんと仕事が取れるのかな」などと不安になっていませんか?
活動名をどうするかについては、活動を始めるときには誰でも悩むことです。そこでこの記事では、webライターはペンネームでも活動できるのかどうかについて紹介していきます。
ペンネームで活動するメリットデメリットも紹介するので、最後まで記事を読めばどちらにするか選べるようになりますよ。
また、顔出しはどうするべきかなどについても触れるので、webライターとして活動を始めようとしている人はぜひ参考にしてください。
(アイキャッチ画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/4021533?title=いいねのジェスチャーをする若いビジネスウーマン)
- webライターはペンネームでも大丈夫
- ペンネームを使ってwebライターとして活動するメリット3つ
- webライターがペンネームを使うメリット①身バレしない
- webライターがペンネームを使うメリット②覚えてもらいやすい
- webライターがペンネームを使うメリット③名前が変わっても安心
- ペンネームを使ってwebライターとして活動するデメリット2つ
- webライターがペンネームを使うデメリット①信用が薄いこともある
- webライターがペンネームを使うデメリット②本名の公開も必要
- 迷ったらペンネームがおすすめ
- 得意ジャンルが複数ある場合には使い分けしてもよい
- webライターのペンネームの決め方3つ
- webライターのペンネームの決め方①コンペで募集する
- webライターのペンネームの決め方②友人に相談する
- webライターのペンネームの決め方③自分で決める
- webライターのペンネームに関する注意点5つ
- webライターのペンネームに関する注意点①被らないようにする
- webライターのペンネームに関する注意点②覚えやすいものを選ぶ
- webライターのペンネームに関する注意点③ふざけすぎた名前は避ける
- webライターのペンネームに関する注意点④SNSやブログなども統一する
- webライターのペンネームに関する注意点⑤本名公開には応じる
- webライターとしての活動を始めるときによくある質問3つ
- webライターとして活動するときによくある質問①顔出しは必要?
- webライターとして活動するときによくある質問②仕事は取れる?
- webライターとして活動するときによくある質問③個人情報公開はどこまで必要?
- まとめ|webライターはペンネームでの活動もOK
webライターはペンネームでも大丈夫

結論から言うと、webライターはペンネームで活動できます。実際に、ペンネームで活動している人も多いので、安心してくださいね。
「本当かな?」と気になる人は、このサイトの記事をいくつか見てみてください。記事の最後にライターのプロフィールがありますよ。
もちろん、本名で活動をしているライターもいます。どちらにもメリットデメリットがあるので、あなたが気に入る方を選びましょう。
次章以降で、ペンネームで活動するメリットデメリットを紹介していくので、参考しながら選んでみてください。
ペンネームを使ってwebライターとして活動するメリット3つ

ペンネームを使うメリットは以下3つがあります。
- 身バレしない
- 覚えてもらいやすい
- 名前が変わっても続けやすい
ペンネームはプライバシー保護や使い勝手のよさが魅力です。
次章以降でそれぞれのメリットをさらに詳しく見ていきましょう。
webライターがペンネームを使うメリット①身バレしない

ペンネームを使うと、身元がバレません。「会社に内緒で副業するつもり」「家族や友人にバレたくない」と感じる人は、ペンネームを使うのがおすすめです。
webライターの仕事はweb上で完結します。仕事探しも打ち合わせも納品もすべてです。そのため、ペンネームを使っていれば実生活に影響が出ることはありません。
たとえば、「書いた記事が炎上してしまった」としましょう。本名で活動している場合には、本業の会社にも迷惑がかかってしまいます。
しかし、ペンネームなら被害はあなた個人だけで済みますし、本業への影響はありません。本業がある人は、ペンネームを選ぶ方がリスクが低いのでおすすめです。
webライターがペンネームを使うメリット②覚えてもらいやすい

ペンネームは覚えてもらいやすいので、営業をする際などに有利になります。本名の漢字が難しかったり、覚えづらかったりする人は、ペンネームを利用するのがおすすめです。
名前が覚えにくいと、「あの人にもう一回依頼したいけど、名前…なんだっけ?」と思われてしまう可能性もあります。名前が分からなければ、あなたに連絡を取ることもできまぜん。
仕事獲得のチャンスを逃さないためにも、覚えやすいペンネームを利用してみてくださいね。
webライターがペンネームを使うメリット③名前が変わっても安心

ペンネームなら、離婚や結婚などで名前が変わっても、支障なく活動を続けられます。
実名で活動している場合には、仕事上だけ旧姓を名乗る、クライアントに変更を伝えるなどの手間が必要です。
仕事上の名前も変えるときには、今まで書いた記事に載っているプロフィールの変更も必要です。変更しないと、あなたがこれまで積み上げた実績が営業などで使えなくなってしまいます。
以前お世話になったクライアント全員に連絡するのは、かなりの手間になるでしょう。手間を省きたい人は、ペンネームの利用がおすすめです。
ペンネームを使ってwebライターとして活動するデメリット2つ

続いて、ペンネームを使って活動するデメリットを紹介していきます。デメリットは以下の2つです。
- 信用が薄いこともある
- 本名を公開しなければいけないこともある
使い勝手のよいペンネームですが、時と場合によっては不利に働くこともあります。
あとになって後悔しないように、デメリットを理解した上で、ペンネームを使うようにしてくださいね。
webライターがペンネームを使うデメリット①信用が薄いこともある

本名を明かさない相手に対して、不信感をもつ人は一定数います。実際、「本名公開してくれる人だけ募集します」というような仕事もあります。
身バレしないなどのメリットを考えると仕方ないものでしょう。本名を出さなくても、実績をきちんと公開したり、提案を工夫したりすれば、仕事に困ることはありません。
本名を出さないとできない仕事もありますが、個人的には、そこまで大きなデメリットではないかなという印象です。
「どうしてもやりたい仕事が本名を出さないとできない」とならない限りは、ペンネームでの活動をおすすめします。
webライターがペンネームを使うデメリット②本名の公開も必要

ペンネームを使う場合でも、本名の公開が必要な場面があります。請求書には本名の記載が必要だからです。
クライアントには本名や住所などを知らせる必要があることを、よく覚えておきましょう。信用できないと感じたクライアントからは、仕事を受けないように意識してください。
「本名や住所を知られたくない!」という場合には、クラウドソーシングサイトの利用がおすすめです。
クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼したい人と、仕事を受けたい人をマッチングしてくれるサイトのことです。手軽に仕事を探せるので、初心者ライターが仕事を受注する場合には、クラウドソーシングサイトの利用をおすすめします。
サイトには本名と住所を登録する必要がありますが、クライアントに個人情報が伝わることはありません。(ただし、源泉徴収される場合には、個人情報開示が必要なケースもあります。)
手数料を引かれるので手取り分が少なくなりますが、個人情報保護のための経費と割り切れるのであれば問題ないでしょう。
代表的なクラウドソーシングサイトとしては、クラウドワークスが挙げられます。受注できる仕事を見るだけなら、メールアドレスと名前(本名)の登録だけでOKです。
仕事を受けるイメージが湧かない人は、一度見てみることをおすすめします。以下のリンクをクリックして、クラウドワークスに登録してみてください。
クラウドワークス
迷ったらペンネームがおすすめ

ここまで、webライターがペンネームで活動するメリットデメリットを紹介してきました。しかし、「結局どっちにしようかな…」と迷っている人もいるでしょう。
迷っている人は、とりあえずペンネームから始めることをおすすめします。と言うのも、一度本名を出してしまうと、その後ペンネームにしたとしても、ネット上に個人情報が残ってしまうからです。
逆に、ペンネームから本名に変えるのは簡単です。実績を保持するための挨拶回りは必要ですが、プライバシー的な問題はありません。
あなたが迷っている間にも、行動を始めている人はどんどん実績を作っていきます。活動名で迷ったらペンネームで活動を始めましょう。
得意ジャンルが複数ある場合には使い分けしてもよい

複数のペンネームを使い分けている人もいます。たとえば、「金融ジャンルは〇〇で、面白系は△△で活動する」といった感じです。
金融に関してはあまりくだけた印象があるペンネームは向きませんし、逆に面白系では親しみやすい名前が好まれるからです。
はじめたての頃は、自分がどのジャンルが得意かどうかもわからないでしょう。ペンネームの使い分けは、得意ジャンルが見えてきてから考えれば十分間に合います。
現時点では「ペンネームは複数使ってもいい」ということだけ、頭に入れておいてくださいね。
webライターのペンネームの決め方3つ

ここまで読んで、ペンネームで活動を始めようと決意した人も多いでしょう。次に悩むのが、ペンネームの決め方ですよね。
ここではペンネームの決め方として3つの方法を紹介していきます。
- コンペで募集する
- 友人に相談する
- 自分で決める
次章以降でそれぞれ紹介するので、どの方法で決めようか考えながら読んでみてくださいね。
webライターのペンネームの決め方①コンペで募集する

「自分で決めるのは不安」「センスのある人に頼みたい」という場合には、コンペで名前の案を募集するのがおすすめです。
名付けのプロに依頼すれば、あなたのイメージに合ったペンネームも見つけられるでしょう。コンペは費用がかかりますが、クラウドソーシングサイトで簡単に開けます。
すでに紹介したクラウドワークスで募集してみてください。募集内容を細かく書くほど、よい提案が集まりやすくなります。
名前を募集している他の人の募集文を見て、真似してみるとよいでしょう。コンペをしてみたい人は、以下のリンクからクラウドワークスに登録してみてください。
クラウドワークス
webライターのペンネームの決め方②友人に相談する

コンペの開催には費用がかかりますが、「お金はかけたくないけど、自分では決められない」という人もいるでしょう。
その場合には、友人に相談してみましょう。webライターの活動について話したくないのであれば、「私ってどんな名前のイメージ?」などと聞いてみてください。
友人に決めてもらえば、第三者から見たあなたの印象を表現できるペンネームが付けられます。クライアントにも親しみを感じてもらいやすい名前になりやすいです。
親しみやすいペンネームにしたい人は、雑談中にさりげなく話を振ってみましょう。
会社が副業禁止の場合には、バレるのを防ぐためにも、会社の人には話さない方が無難です。
webライターのペンネームの決め方③自分で決める

自分のペンネームはあなたが納得するためにも、自分で決めるのが一番おすすめです。
あなた自身が目指したいイメージや、好きな雰囲気は、あなたがよくわかっているでしょう。まずは、イメージに合う候補をいくつか挙げてみてください。
当たり前ですが、コンペや友人から名前の案を挙げてもらっても、最後に決めるのはあなたです。人に頼む場合でも、「最後は自分で決める」という意識を持っておきましょう。
webライターのペンネームに関する注意点5つ

前章では、ペンネームを決める方法を紹介しました。どの方法で決めても構いませんが、決める際には以下5つに注意してください。
- 被らないようにする
- 覚えやすいものを選ぶ
- ふざけすぎた名前は避ける
- SNSやブログなども統一する
- 本名公開が必要なときはきちんと応じる
以上の5点は後悔しないペンネームにしたり、活動しやすい環境を作ったりするために役立ちます。
次章以降でそれぞれ解説していくので、チェックしてみてください。
webライターのペンネームに関する注意点①被らないようにする

ペンネームをつける際には、他の人と被らないように注意しましょう。被ってしまうと、間違われてしまう可能性があるからです。
すでに活動している人の方が実績もありますから、あなたが同じ名前で始めるのはかなり不利になります。
あなたの認知度を高めたり、実績を作ったりするためにも、他の人とは被らない名前を選んでくださいね。
webライターのペンネームに関する注意点②覚えやすいものを選ぶ

せっかく自由に名前を決めるのですから、覚えてもらいやすい名前を選びましょう。
覚えてもらえるだけでも、「あの仕事あの人に任せてみようか」と思ってもらいやすいからです。
名前の覚えやすさで仕事を振ってもらえる可能性が上がるのですから、やらない手はないでしょう。
読み方が簡単で、語呂がいいペンネームを探してみてください。
webライターのペンネームに関する注意点③ふざけすぎた名前は避ける

いくら自由に名前を決められるといっても、ふざけすぎに注意してください。たとえば、ホストやキャバ嬢に多い名前(源氏名)や有名人と同姓同名などです。
ユーモアのある個性的な名前は好印象をもってもらいやすいですが、ふざけすぎると信用を失います。
少し変わったおもしろい名前にしたい場合には、リスクを避けるためにも、第三者に確認してもらうなどの対策をしましょう。
webライターのペンネームに関する注意点④SNSやブログなども統一する

ペンネームを決めたら、SNSやブログなどのアカウント名も統一してください。さまざまな媒体で活動を発信することで、認知度アップが狙えます。
webライターとして活動する中で学んだことなどを、SNSやブログで発信してみましょう。
ブログは身につけたライティング能力をフル活用できますし、あなたの資産として残り続けるのでとくにおすすめです。
ライターとしての活動の幅を広げるためにも、ペンネームを統一して、複数のメディアで発信してみてくださいね。
webライターのペンネームに関する注意点⑤本名公開には応じる

ペンネームで活動していても、本名の公開を求められることがあります。求められた場合には、速やかに応じましょう。
基本的に請求書では本名が必要です。請求書で本名を明かさないとなると、受けられる仕事もないですし、渋ると悪印象を与えるので注意してください。
もちろん、信頼できないと感じたクライアントや、受けたくない仕事に関しては、本名公開はせずに仕事を断っても構いません。
webライターとしての活動を始めるときによくある質問3つ

ここまで、webライターのペンネームに関する注意点を紹介してきました。この記事を読んでペンネームを決めようとしている人は、これからwebライターを始めようとしている人だと思います。
そこで、ここからはwebライターとして活動を始めるときに悩みやすいこと3つを紹介していきます。
- 顔出しは必要?
- 顔出しなし・ペンネームで本当に仕事が取れる?
- 個人情報公開はどこまで必要?
ペンネームと併せて確認しておけば、webライターとして活動する際の悩みが一気に減るでしょう。
早めに活動を開始して、実績作りをしたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
webライターとして活動するときによくある質問①顔出しは必要?

本名を出した方がよいのかと悩むのと同じくらい悩むのが、顔出しだと思います。結論から言うと、webライターは顔出しをしなくても活動できます。
本名とペンネームの関係と同じです。顔を出したほうが信頼は上がりますが、プライバシー保護に問題が生じます。
どちらがよいか迷ったら、顔を出さずに活動することをおすすめします。顔出しはいつでもできますが、あとから顔を隠してもネット上に情報が残ってしまうからです。
webライターとして活動するときによくある質問②仕事は取れる?

「でも、顔も本名も出さずに仕事を取れるの?」と不安を感じるかもしれませんね。筆者自身は顔も本名も出していませんが、問題なく仕事が取れています。
もし、webライターとして活動を始め、仕事が取れない場合には提案の仕方に問題がある可能性が高いです。
仕事の提案をするときには、クライアントの視点に立った提案をすることが大切です。
単に「仕事をしたいです!」ではなく、「私に頼むとあなたにこんなメリットがありますよ」と提案しましょう。
webライターとして活動するときによくある質問③個人情報公開はどこまで必要?

基本的に、ペンネームと連絡先を開示すればwebライターとして活動できます。連絡先はチャットツールやSNSのアカウントで大丈夫です。
実際に依頼を受けて仕事をする場合には、請求書の中で本名と住所などの個人情報を提示する必要があります。
「なるべく身元を隠したい」という人は、クラウドソーシングサイトで活動を始めてみてください。
代表的なクラウドソーシングサイトである、クラウドワークスの公式サイトを貼り付けておきます。利用してみたい人は以下のリンクから登録して、どんな仕事があるのか見てみてください。
クラウドワークス
メールアドレスと氏名を入力するだけの簡単操作なので、3分もあれば登録完了しますよ。
まとめ|webライターはペンネームでの活動もOK

webライターはペンネームで活動できるのかどうかについて、紹介してきました。記事の内容をまとめておきますので、最後にチェックしてみてください。
- ペンネームで活動可能
- 迷ったらペンネームがおすすめ
- 覚えやすい名前・被らない名前にする
- SNSやブログもペンネームを統一する
- 顔出しなし・ペンネームでも仕事に困ることはない
基本的には、顔出しなし・ペンネームから活動を始めるのがおすすめです。活動をしていく中で、「もっと信頼を高めたい」と感じてからでも、顔出しや本名公開をしても遅くありません。
逆に、顔や本名を一度出してしまうと、ネット上に個人情報が残ってしまうので注意してくださいね。
筆者自身も、顔出しなし・ペンネームで活動していますが、仕事に困ることはありません。仕事が取れない場合には、提案の方法を見直してみてください。